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電視の部屋

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#484 「true tears」の演出 (#483) 投稿者:LD [2008/02/14_04:55]
「true tears」が、かなり良いです。何が良いってキャラクターの描写がよいのですが、そこをどうも上手くまとまった感じに説明できなくって困っています。…で、ウダウダしててもしょうがないんでとりあえず気がついたところをメモ書き的に羅列して行こうかと。下でも述べましたがキャラの造形に“遊び”が無い作品でリアル指向のイメージに沿ってその場その場の「所作」を決めて行っている。その一個一個には特に強烈なインパクトはないのですが、その小さな積み上げでキャラの“そこに居る感”を形成して行く………んじゃ他の作品はそんな方式とっていないの?っていえば……いやぁ〜やっぱり、とってるワケなんですけどね。だから説明が難しくって(汗)
まあ基本、外観の所作が分かりやすい石動乃絵を主体に書いて、あいちゃんと、ひろみについてもいくつか気がついたところを…。

■石動乃絵 …基本的にその所作はちょこまかと動き回って力有り余ってる娘ですね。思ったままそのまんまの言動をするのでその心象はある意味かなり分かりやすい…と同時にある線からすっと、分からなくなる。そんな感じ。
「true tears」
  • 木の上に昇るのは“天空”に近づきたいから→防波堤の上を歩くのは“天空”に近づきたいから→眞一郎の背中に乗るのは雷轟丸に乗りたかったから→と思考が一貫しているw
  • (第一話)木に登り降りられないくらい高いところから飛び降りて嬉しそう。→無言で手を広げて眞一郎に受け止めてもらう。→多分この行動にはまっている。
  • (第二話)校舎にいる眞一郎に手を振るのは所作…っていうか作劇イベント的。ただし、その後説明される眞一郎が“天空”に近かったから喜んだというのはポイント。
  • (第二話)鳥のえさを“天空の食事”として眞一郎に差し出す。→後に苦情を言われて別の“天空の食材”を探す。→この感覚は後に“ウソつき”の食事としてタコのウィンナーに反映されている。
  • (第三話)飛び降り遊びに眞一郎がつきあってくれないので勝手に飛び降りる→その後眞一郎を引き倒すがおそらく眞一郎の背中にしがみついている。→多分おんぶが別の(天空の)遊び。
  • (第四話)眞一郎の横を走って通り過ぎて戻ってきて鳥の餌を差し出す。→捕まえて転ばす。構わず眞一郎の顔を固定。→ここらへんは所作の積上げ。
  • (第四話)はい、パチパチってして。→涙の話はまださっぱり分かりません。天空との関係含めて。メインテーマだろうし。
  • (第五話)着色ウィンナーを“嘘つきの食事”として扱う。どうもひろみに食べさせようとしていたみたいだが…?→その後、飛ばない鶏の“地べた”にはウィンナーを食べさせている。…地べた=ひろみ?→「うその食材を口にしたらもっともっと嘘つきになっちゃう」とは言っている。
  • (第六話)しばらく顔見せるなと言って立ち去ろうとする眞一郎の後をベルトごと掴む。→所作の積上げ。
    →ここらへんの断片情報(ここに書き出さなかった動作やセリフ回しを含めて)を並べて行くと、奇行ばかりで意味不明な石動乃絵の漠然としていたキャラの“そこに居る感”の焦点が合ってくるワケです。

    ■あいちゃん …段々と主張を強くして行っているキャラですね。三代吉と付き合うようになって、さらに眞一郎を意識する感じになってしまったんでしょうね。動作そのものにひねりはないですが、彼女がどこでドキドキしているかを見つけるのがポイント?w
    「true tears」
  • 当初、主張を強くしないために彼女の演出ボリュームを少し下げていたと思う。(同時にひっかかるようにもしているので純粋に匙加減の問題ですけどね)第一話で眞一郎が「(年長者を気取るなら)足下のビールケースハズしてから言えば?」と、からかって、ビールケースを足場にしているあいちゃんの足下にカメラが向けられるんですが、その間多分、あいちゃんぼ〜っとしていると思うんですよね。からかいの言葉も聞こえていない。眞一郎の顔が近い事に意識が行っていてw→そこらへん眞一郎の言葉にカメラを合わせることで、少しあいちゃんお主張を落としているように思えます。

    ■湯浅ひろみ …かなり裏表のある“嫌な女の子”ですw乃絵の悪口を眞一郎にわざわざ言いに行ったり。こういう嫌な面のある女の子を可愛く描いて行くのが「とるてあ」のリアリティというか、作り込みのクオリティですね。いや、すごく好きなキャラです。上手く言えませんが“そこに居る感”の固まりw

  • (第二話)石動乃絵の悪口を眞一郎に言いに行く→乃絵が作った雷轟丸のお墓(天空バージョン)を普通のお墓(地中バージョン)に戻す。ひろみ自身意識していないが乃絵の視点を潰している→一緒に弁当を食べようとしている乃絵を避けて昼練をする。→こういう具合にいちいちやり口が嫌らしいw
  • 様々な事でワリと平気でウソをつく。むしろそこらへん自信があって一発で見抜いた乃絵を「すごい」と認めている。
    「true tears」
  • 彼女については今、第五話の自室での眞一郎との会話が腑に落ちなくて困っています。「話がある」と言って部屋に来た眞一郎を部屋の中に迎えるんですが(いや、お母ちゃんの監視が厳しいんで部屋でエロスな事はまず無理ですよ?w)、眞一郎の話がどうでもいいものだったので怒って無下に部屋から出してしまいます。…で、この時、ひろみは何かを期待していたか、何かを気にしていた事があると思うんですが、それがイマイチ分からない……キーワードとしてひろみの心のつぶやきで『今日の事…(?)』ってのがあるんですが、その“今日”に何かひろみが気にするイベントがあった覚えがない…。あえて言えば石動乃絵との昼食をすっぽかした事ですけど…別に約束していたわけでもないし、そんなに気にする事にも思えない。
    このセリフが『昨日の事…(?)』なら分かるんですけどねえ…だからこれ、僕としては何かの台本ミスじゃないかと思ったり。(そんな事が起こるかどうかは知りませんが)昨日だと眞一郎と帰り道で海辺に一緒にいって、その時、眞一郎が「あのさ、よかったら今度…」って小さく言いかけて、それが会話の流れで止まってしまうんですね。(多分、ひろみは帰り道もその事を気にしている。…乃絵の話題を気にしていたのようにも見える人もいるだろうけど)
    これをずっと気にしていて眞一郎が「話がある」って来たとき、この続きが聴けるかもしれない『昨日の事…(?)』と期待して部屋に入れた。ところが眞一郎が“4番”の話題をし始めたもんで『それはもういい!』ってなってしまったってのは(ウソつく方が悪いw)かなり納得が行く心象なんですけどねえ??…「今日」って何だろう?どうでもいい『今日あった事の話でもするの?』って思ったんだとしたら眞一郎が「4番と会ってきた」と言われても、その後『…うそ』にはならないんじゃないかと思うんですよね?
    あんまり台本ミスとかいう読み方はよくないんですが、あそこが『昨日の事…(?)』だともの凄く納得がいくだけに…というか、あの眞一郎のちょっとした一言を、ジト〜っと今まで気にしていたって事になると、それは痺れるような作り込みだなあと思うんですw

    僕は今はそんな風に考えてしまっているんですが、これ読んだ方、『今日の事…(?)』でちょっと正解目指してダイブしてみるのも楽しいのではないでしょうか?…というか「とるてあ」はちょっと観た方がいい。リアルタイムで、これだけ“遊び”なく緊張感を持ってキャラを組んでいる作品もそうそう無いと思います。

  • #483 背景チェック:true tears 投稿者:LD [2008/02/12_04:32]



    美術監督:竹田悠介、篠原理子
    色彩設計:井上佳津枝
    メイン美術設定:高畠聡
    背景:Bamboo


    え〜っと、某氏が「『とるてあ』の建物になら抱かれてもいい」などと曰っておられましたが…w気持ちは分かる!対抗して「『とるてあ』の背景は俺の嫁!」と言いたいぐらいですよ?wアニメーション制作のP.A.WORKSの本社(富山県)が本作の舞台の地元って事らしくって、そのアドバンテージが出ているというか無駄に背景にリアリティがあるw←今、ギャグで“無駄に”って言葉使いましたが作品として全く無駄になっていません(←どっちなんだ)北陸の旧家のお屋敷のレイアウトというか“広さ”が「一つ屋根の下」というありがちなシチュエーションに微妙な“距離感”を与えています。いや、階段から廊下にかけてけっこう狭いんですけどね、その狭さがたまらん…ww多分、階段も急なんですよww(←なに、言っているのでしょう?)

    脚本的な部分、演出的な部分で、上手く紹介できないので困っているのですが…そこらへんの組み上げも素晴らしいです。実は今期(2008年1月期)一番だと思っています。キャラの造形などもリアリティ重視で“遊び”が少ない。…基本的にコミックな要素を持ち込まない分、展開や、所作やセリフ回しに“逃がし”がない。端的に言うとちょっと嘘っぽい設定や嘘っぽいキャラを配置する事で展開やその説明付けをカバーしていけるんですが、そういう要素を排除して行くとどうなるか。緊張感のある組み上げ……と僕は感じてしまうのですが、そういう組み上げになってますね。
    ちょっとサンプルとして同期に始まった「君が主で執事が僕で」を例に挙げると、あっちのキャラ配置は思いっきりコミックですよねw展開の唐突さやオチやヒキに多少無理があっても気にならない。また、ああいう作品にすごい金持ちや(あるいは超科学者なんか)がいたりするのは展開の整合性をそっちに“逃がし”て行きやすいって事があります。ただ「何を乗せてもいい皿に何を乗せるのか?」って問題はまた別の難しさがあって、そこらへんに優劣はないですけどね。
    最近、推していた「ef」なんかも“遊び”が少ないキャラ造形なんですが、こっちはビジュアル的な演出に“逃がし”ていたとも言えますwしかし、千尋がかなり特殊なキャラで、その測りがたい心象を観る事が主体って事と、おそらく“おとぎ話”にする意図があって、キャラに日本人(名)を扱いながら風景は要所要所で日本にない(なさそうな)風景を持ち込んだりしています。…それを戦争や大災害が続いた日本とかw不思議な“逃がし”をしていますがw

    そこらへん「とるてあ」と演出のあり方や背景のセレクトを比較してみると面白いかもしれません。「とるてあ」が“おとぎ話”じゃないかっていうと、そうではないと思っていて。しかし「ef」との背景のセレクトの違いで、その“おとぎ話度”の微妙な匙加減が見えてくる気がするんですね。まあ、とにかく「とるてあ」はリアル指向なんですよw(…じゃあ、「ef」がリアル指向ではないかっていうと、そうではないと思っていて〜以下略)

    #482 作画チェック:みなみけおかわり 5杯目 出した茶碗は引っ込められない 投稿者:LD [2008/02/06_01:01]






    脚本:佐藤勝一
    絵コンテ:細田直人
    演出:小林浩輔
    作画監督:小島智加、渡辺るりこ、田中誠輝
    原画:平山英嗣、岡田万衣子、渡辺佳奈子、野道佳代、重原克也、成田暁、青柳早紀、近藤史門、高橋勝之、坂本長男、若林信、松下清志、小島智加、スタジオヴィクトリー、桂成プロダクション、アゼータ・ピクチャーズ


    「おかわり」になってから、一番面白かったです。…いや、これまでもそんなにダメじゃなかったんですが(汗)「みなみけ(無印)」から慣れるのに時間がかかってて…。orz orz orz …いや、スタチャさん、正直このコンペ、キツいっすよ?間もおかないで…(汗)観てるこっちの神経が磨り減っちゃうんですけど…前作引きずって悪いなあ…とか…どっちか片一方があからさまに駄目だと気が楽なんですけどねえ(汗)
    それはともかくこの回ですが夏奈が酷すぎるw問答無用の使役っぷり。周りもなんかもうちょっと疑問を持てよとwギアスでもかけられてるのかw…その意味では楽しかったんですがシナリオ的には不満点が残るかもしれません。春香姉さんの持ち物であるウサギのネックレスを壊してしまった夏奈と千秋が藤岡やケイコたちを巻き込んでなんとか取り繕ってその場を誤魔化そうとするって話ですが、Aパートくらいでまとめてしまうのならともかく、20分丸ごと使うなら、もう少しウソをウソで塗り固めてどうにも引き返せないところまで持って行く事もできたんじゃないかな〜?という気もします。その方が最後の春香の怒りの描写の怖さのボルテージも自然と上がったでしょうし。
    作画的なチェックを言うと、まあ観た人は誰でも目がいくと思いますが「台所に向かおうとした春香をさりげなく(無理矢理)茶の間にエスコートする夏奈」ですね。…誰でしょうねえ。というかここらへん絵コンテ(監督)の指定が細かく入っているという気がします。
    …あと春香姉さん、もしかして、ウサギ壊れてたとこよりも箱壊した事を怒っている?(いや、壊した事では怒ってないって言っているけど)

    #481 作画チェック:ヤッターマン 第3話 バカデミー賞を獲るのだコロン! 投稿者:LD [2008/02/04_23:50]



    脚本:加藤陽一
    絵コンテ・演出:しのゆきひろ
    作画監督:高橋和徳
    原画:梅津茜、中村真悟、内田亜希子、塩澤枢、岩崎亮、皆川隆太郎、落合麻衣子、松本剛彦、李胛皎、HA HYUN JO、PARK JUNG HEE、LEE SANG IL、HWANG MI YOUNG、LIM CHAE GIL


    「ヤッターマン[2008]」ですが、けっこう楽しく観ています。ワリとゆっくりしたテンポなんですが、スルメ噛むというか、何とも言えない味がありますね。んで、この第三話ですが、Aパートはキムタクに扮したボヤッキー→ボヤタク、Bパートではスパイダーマンに扮したボヤッキーと、ボヤッキー・ファンにはたまらない展開になっていますw…つか、ボヤッキースパイダーマン、ホントにカッコいい!!w(痺)ここらへんのアクションは作画もよかったです。
    あと面白かったところをつれづれにメモ羅列。
  • ボヤタク「ちょ、まてよぉ…」
  • ボヤッキー「毎週おなじみ『ぶらり途中下車の旅』」
  • 監督「ユーたちパーフェクトでぇす!」→ボヤッキー「ちょっと監督、アタシ死んじゃったの?」→監督「イエェス!スッパイダーマンは死んでは生き返り愛のために戦うお話でぇす!」→ボヤッキー「あの爆弾ホンモノだろ?」→監督「イェース!インパクト!」→ボヤッキー「危ないよ!あんた!死んじゃったらどうするんだい!」
  • なにかやたら何も考えてなさそうな監督の秘書(?)…妙に気になるw
  • ドロンボーメカ・ポップゴーン、ホンモノのポップコーンを飛ばしてのど乾かすだけかよ!w
  • 三話にしてゾロメカが効かないメカ登場!wしかし、トンズラーが…!!w

    いや、なかなかいい感じのボリュームでよかったです。それと富山敬さんじゃないのは寂しいですが、山寺宏一さんでビックリする程違和感がありませんね。まるで昔からタイムボカンのナレーションをしていたかのようです。

  • #480 「ef−a tale of memories.」謎チャット(#476) 投稿者:LD [2008/01/27_16:14]

    LD >> あ、柘榴さんとは「えふ」の話を少ししたかったのですが…。
    柘榴 >> えふえふ、なんでしょう?#1-5あたりまで話がもう記憶の彼方な気もしますが;
    「ef」第11話
    LD >> 千尋の話は非常によかった。…それから観直してみたらミヤミヤと景の事も何となくわかってきた気がします。…で、メーテルはもうあれ観たら、まず間違いなく、柘榴さんの見立てで正しいように思います。(※雨宮優子(メーテル)は千尋と同じ記憶障害を持っているというもの)
    柘榴 >> あの2つの物語って、結局関わらなかったのが良かったんでしょうね、今にして思えば。うちがやけに拘ってた千尋→ヒロくんとか、断ち切っちゃった方が綺麗なんだし;
    LD >> できれば、千尋の物語に比肩しうるものを並べて欲しかったんですが。>二つの物語 …それはそれで“不自然”とも言え。千尋の物語と普通の物語を交互に…って構成がある一定の効果を上げていると思いたいところですw
    LD >> で、メーテルが千尋と同じなのはいいとして、問題は、日村とメーテルは今までいったい何をしていたのか?ってのが最大の謎になっている気がします。互いに教会に居たりするのに……何かもの凄い確率で何年間もすれ違いまくっていたの?w
    柘榴 >> メーテルさんの見立てと言うても、ほとんど妄想でしたけどねw でもラストカットがあれなら、もう「そう」動いてたとしか見えませんよねw
    柘榴 >> 緋村さんが千尋ちゃんに掛かりっきりなのって、何なんでしょうね?メーテルさんと同じだからってだけではちょっと訳がわからない;
    LD >> いや、演出された手順を観ると、あながち妄想ではないと思いますよ。…おそらくメーテルは千尋と同じ結論を出して自分を消した。そして日村は諦めてタイムアウトしてしまった。タイムアウトしてから諦めてはいけなかった事に気づいて、今でも教会にいる……はず。
    LD >> メーテルと同じだから…だと思います。>日村 そして日村はメーテルには恐くて会えない……と思うんですが、ここらへんのヴィジョンがどうも上手く定まらない。要するに失敗したレンジくんなはずなんですが…。
    柘榴 >> 最後のシーンで向かい合うメーテルさんは緋村さんが誰だか分からない筈なんですよね、う〜、セリフがどんなだったか思い出せない;
    LD >> いえ、そこが問題点です。>誰だか分からない。 ちなみに日村を覚えているセリフを吐いていたと思います。
    柘榴 >> あっ「おひさしぶりですね」言ってる…;>メーテルさん
    LD >> 今「確かめましたが」、メーテルのラストのセリフは「お久しぶりですね。ユウさん」ですね。
    LD >> メーテルはタイムアウトした千尋。日村は失敗した蓮治くん…のはずなんですけどね。で、メーテルは自分を消してしまったんで、自分の事はどうでもよくって周りの事ばかり気にしている。
    「ef」第12話
    LD >> そう。エンディング・ロールのラストで少女が、紙飛行機を手に拾うじゃないですか。→あれって蓮治が紙飛行機を拾う奇蹟にかけてあるはずなんですよね。
    柘榴 >> 帽子の女の子ですね。あの子ってどこかに居た様な気もするのですが…>紙飛行機
    LD >> ああ、帽子の女の子が出現しているシーンが他にあるなら、それはヒントになりそうですね。
    LD >> 要するに今、僕はメーテルをタイムアウトした千尋と言っていましたが実はメーテルはタイムアウトしていなかったんですよね。
    柘榴 >> おおっ、それは綺麗だ。千尋ちゃんと蓮治くんがもし緋村さんとメーテルさんを完全になぞっていたとしたなら、メーテルさんは日記を一度は破り捨てて、姿を消したけど…捨てきれずに後で全部拾って、ひたすら待っていた、という所でしょうか?
    LD >> いや、このビジョンを暴走させますと、メーテルの透明さは、日記をつける事自体止めた事から来ていると見ています。…つまり半廃人になってしまったんですが(汗)
    LD >> →だが、紙飛行機は受け取った。子供の頃に。つまりねえ……メーテルは日記をつけるのを止めたけど、紙飛行機一枚に書かれた唯一の思い出。日村の事だけはリフレインし続けた………はずなんですよ。多分。
    LD >> メーテルはタイムアウトした千尋。日村はあきらめた蓮治。でも日村があきらめるのをやめた時、それは千尋以上の奇蹟なんですが、メーテルはタイムアウトしていなかったという物語の“ように見えます”………さて、このヴィジョンを成立させるために、ここで問題w 二人は一体今まで何をしていたのでしょう?w
    柘榴 >> なんと言うか…あの帽子の女の子ってやっぱり、メーテルさんなんですか?w
    LD >> エンディングの流れを見る限り、僕にはそうとしか思えないですねw>帽子の女の子=メーテル
    LD >> …で、問題に戻りますw この二人は一体今まで何をしていたのでしょうか?w 多分、構造構図を考えるとこの形がキレイなのは間違いなくって。しかし「えふ」の劇中で書かれている二人の行動の意味はどうも上手く見えてこないんですね。
    柘榴 >> 緋村さんは何となく分かりますけどねー、奇跡を見たかったんでしょ?w メーテルさんがヒロくんサイドに拘ってたのがもう一つ分かりませんね。
    LD >> あんにゃろ!ww他の奇蹟を見ないと自分も動けないってか?w>奇跡を見たかった …ここらへんレンジくんのエロ兄さんが全部の事情を知っているとは思うんですけどね。
    柘榴 >> あの人、何気に全部知ってる人ですよねw>久瀬さん
    LD >> すっごーく、単純に言えば、メーテルは「日村があきらめるのを止めるのをずっと待っていた」ように思える。…それは自分のセリフどおり何を待っていたか忘れてしまうくらい。
    柘榴 >> #10でメーテルさんがミヤミヤに「また逃げるのですか?」「それでは何も得られませんよ」「でも、あの人は頑張っています」って言う所がありますが…これ全部、自分に言ってますよねw ちょっとメーテルさんの透明性に瑕疵がつきそうですが;
    LD >> 結果、自分に返る言葉ですよねw>「また逃げるのですか?」 半廃人なんで認識はしていないと思いますけどw……日記はつけてるかなあ?何というか僕はまた日記をつけて行くなら蓮治くんの結論しかないと思ってしまうんですけどね(汗)
    LD >> いや、まあ日村は蓮治くんが「昔の千尋が消えた」事を悟った時に、酷く取り乱したように、それ以上に日村はその事実に耐えられなかったんでしょうね。そこらへん、失った何かのために千尋の面倒みていたのだとは思います。
    LD >> ただ、二人ともちょくちょく、教会には顔を出しているはずなのに「お久しぶり」って何?ってのがあって……。
    柘榴 >> 今千尋ちゃんが解放されるシーンを見返しています、が、今度はOPで千尋ちゃん以外(ミヤミヤ、景)まで鎖に縛られてる意味が分からなくなりますねw君たちはそこまでじゃないでしょう?;みたいな。
    LD >> 千尋の物語を、普通(ミヤ景)の物語と等価に捉えることはテーマというか、作者の提示があるように思っています。
    LD >> →これまでも日村とメーテルは顔を会わせていたけど、日村の方で関わりを避けていた。だからメーテルもそのように振る舞った。→それが「そうか、随分待たせてしまったんだね」というセリフで日村の気持ちを悟ったメーテルは「お久しぶり」を返した………ってのは、どうもキレイじゃない(汗)
    柘榴 >> ものすごいニアミスっぷりですよね…どちらかが避けてたとすればメーテルさんの方でしょうけど;
    LD >> いや、僕は避けていたのは日村だと思うんですけど……こう、どっちにしても避けるなら教会に寄るなよというか。避けが徹底していないから、もの凄い確率ですれ違ってた?とか考えてしまう(汗)
    柘榴 >> 何でしょうね〜?お互いの姿がそれこそ見えてなかった位のスルーっぷりですけど、千尋ちゃんの物語とミヤ景の物語が最後まで交わらなかった事と対比させてるのかな?
    LD >> そう。日村が教会を避けている描写があれば、他が多少不自然でも納得できるんですが、何か二人とも教会に寄っているんですね。そうするとニアミスし続けたって話になってくるw
    LD >> ただ、観直してミヤミヤのマスクはちょっと理解できた気がします。また景ちゃんは、この物語では罰を受けることを決められていた少女だったのだろうと観ています。
    柘榴 >> ミヤミヤのトラウマはかなりそのまま喋ってるから鵜呑みにしづらいんですよね…M;Y的というか; 景姉ちゃんの方は過去の体験が全てでしょう。
    LD >> ミヤミヤは広野くんが、自分を救ってくれると“幻想”したんだけど、広野はその“幻想”に答えてくれたんですね。…そこには景が罰を受けるという力学も働いている。
    LD >> トラウマも思い込みの面が大きいでしょう。要するにミヤミヤは夢見る少女のままのはずです。
    LD >> 第三話かそこらへんで、景がサンドイッチを作ってくるとミヤミヤと鉢合わせるんですけど、その時のEDが例の走り去りの初出だったので少し笑ってしまった。「うわ〜ん!」の時みたいに走り去って行ったんだろうなあw
    LD >> メーテルって二つの物語の両方で支配的ですよね。何か蓮治くんにもアドバイスしていましたよね?
    柘榴 >> ミヤミヤの、誰か(ヒロ君)に求められないと自分が消えてしまう、って言う思い込みは、一応かなりミクロな千尋ちゃんワールドですよね
    LD >> ああ、何かそういうリンクはあるのかな?>ミクロな千尋ちゃんワールド
    柘榴 >> メーテルさんが蓮治くんと関わった事はあった筈なんですが、かなり初期ですよね?しかも、そんなに重要な言葉を交わさず消えてしまった気が;
    「ef」第12話
    LD >> う〜ん…まあ、とにかく、日村はメーテルを「随分、長いこと待たせた」とw
    LD >> ちなみにメーテルの本名は雨宮優子だっ
    柘榴 >> なんかこの場合は据わりがいいと言うか、わざと使ってましたw>メーテル=優子さん
    LD >> (´・ω・`)ノ<おらもあの娘はメーテルで賛成なのだ!
    柘榴 >> う〜ん、最後の紙飛行機、飛ばしたのは誰なんだろう?普通に考えれば緋村さん?
    LD >> 蓮治くんが拾った紙飛行機は千尋が自分で飛ばしたものですね。…で、メーテルが飛ばした紙飛行機も同じく自分が飛ばしたものだと思っているんですけどね。
    LD >> 蓮治くんが拾う紙飛行機もおそろしく長時間飛んでいましたよね。…だからこの土地は紙飛行機がおそろしく人知を超えて長時間滞空しつづける土地柄って事かなとは思っていますw
    LD >> ただ、千尋と蓮治くんは互いに傷つけ合ってそれでも一緒にいる事を決意したと思うんですよね。日記破いた千尋が蓮治くんを知らないふりをするんですけど、その時、蓮治くんは走り去ってしまって…あれ、千尋傷ついたと思うなあw その流れとミヤミヤはちょっと違うところに居る。
    柘榴 >> 一度逃げますよね、蓮治くんw でも千尋ちゃん日記には、折込済みだったんでしょう。「この人割とヘタレですから待ってあげて下さい」とかの一行がw
    LD >> 何か蓮治くんってやたらめったら取り乱すじゃないですかwあの度に、千尋はずたずたに傷ついていたと思うんですけどねw
    LD >> いや、日記は破いてしまったんで、それはリフレインの中で折込み済みだったはずですw>「この人割とヘタレ」 ……愛だwこれはw
    柘榴 >> んーと、やっぱメーテルさんが飛ばした紙飛行機をメーテルさんが、だとやだなw 一度は蓮治くんと同じようにフラれた緋村さんが拾い集めて、でもタイムアウトで諦めて紙飛行機で飛ばす→メーテルさんキャッチ→その一枚分の記憶で「おひさしぶりです」…ダメかな?
    LD >> 蓮治くんはタイムアウトから、タイムアウトでも集める覚悟をしたから尊いんですけどね。……日村は、タイムアウト前に集めようとして、タイムアウトになったから飛ばしましたか。(まだ、メーテルはリフレインでタイムアウトしていないのに)………う〜ん。蓮治くん以上のヘタレっぷりだw
    柘榴 >> 紙飛行機って最初の頃ミヤミヤか誰かが作りまくって飛ばしてなかったっけ? …と思ったらそれは”キミキス”の二見さんだったorz
    LD >> ところで、日村でも、緋村でもなくって、火村が正解のようですね。…ま日村は意図的にバナナマンに合わせたものですが。(←なぜ!)
    LD >> テストを飛ばしてましたねw>二見さん
    柘榴 >> 人斬り抜刀斎じゃなかったのかぁ〜 割とヘタレなのもそっくりなのに、残念w

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