連載中のマンガ雑誌の感想掲示板です!
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お読みになったマンガの感想にお使いください。
#341 ななか6/17! 投稿者:LD
[2005/05/31_00:58]
| ルイ >> こんばんはー。今週は「ななか」読んでました。読む前のイメージよりずっと切ない王道なオハナシだったw LD >> 「ななか6/17」ですか。 ルイ >> そうですそうです。雨宮さんがどうにも報われないポジションでねえw・・まだ読み終わってないんですけど。まあ、報われないよなーとw LD >> 確かに王道でもあるのですが、同時にけっこう異色作でもあります。>「ななか」 ルイ >> ですね。かなり残酷な話・・というか、重たい話でもある。一見魔法少女モノなんですがw・・でも、人気投票で「17歳」が1位だったのは驚いたなあ。連載当時、そういう流れでしたか? LD >> 絶対に編集の“操作”が入ったと思っていました(笑)>1七華一位 LD >> …ルイさんはネタバレは避けたい人ですか?>「ななか」 ルイ >> あー、まあ、もう一巻で終わりですけどねw LD >> 当時、コラムを書いています。→http://www.websphinx.net/manken/labo/clmn/j_6b17.html ルイ >> ・・ナウコラム読み中・・ああ、やっぱ「嘘付け!」って思ったんだw ルイ >> あそこで七華1位というのは、どうも読者の読み方が深すぎるだろうとwしかもそれがマジョリティってw ルイ >> 僕はもう、絶対に雨宮さんが1位だと思ってたんですけどねえ・・読了。うん、ななかの微妙に逃げのない構造ってのは、ちょっと異端ですよね。ラブコメ?の割に、息が詰まるw LD >> まず、読み切りが有りまして。その時点では七華自体の立ち位置もそんなにつらくないんですよね。「短期の事件」で片付けられるから(笑) ルイ >> あーあー、連載自体も2〜3巻時点では「ん?これで10巻までいったの?」的な匂いがしてましたね。でも、17歳と6歳が否定しあうような位置づけになってしまったw LD >> しかし、連載用に直した時点で、この“構造”が多分、作者も気がつかない状態で一変していた。長期にわたって“ななか”が登場し続けるという事はつまり”七華”がヒロインの座を降りているという事なんですね。 ルイ >> そうですね。最初は「かわいい」話だったハズが、どうしても「それじゃすまねえだろ」という、影が色濃く落ちるようなフシギな作風になっていった。サスペンスフルなラブコメ?w ルイ >> 七華が出る度にヒヤヒヤするわ、主人公おののくわ、実際やる事えぐいわ・・いやーホント、人気構造が気になる。最近みた人気投票で、一番気になります・・。 LD >> そう。サスペンスフル(笑) LD >> 「ヤヌスの鏡」を例に出させてもらいましたが、通常ああいう二重人格ものは第二の人格はあまり歓迎されないんですよ。「ジキルとハイド」もそうですね。 ルイ >> ええ。第二人格はそれなりにイイ所もあるよね、という風にして「迷いの構造」を出すケースはたまにありますけどね。「ななか」の場合、それどころではなく「第二人格がいい。第一人格・・頑張っていいところさがそうか?ある?」みたいなwすげえw LD >> それが第二人格の方がむしろ歓迎される、という構造は斬新なワケなんですが、単に斬新なだけに留まらず、平穏なラブコメ世界を覆す威力を持つものだった。おそらくこの構造は作者も意識していなかったと思います(笑) ルイ >> そうですねー。ラブコメ世界、として成立しないんですよね。言い換えると、成立しながらもいっつも崩壊の序曲が鳴るという、予想外の超引き締め効果が!いやー、面白いです。読んでよかった。 ルイ >> ・・で。人気投票前までの七華17歳さんの行動を追って、1位となった理由を探してみたわけですが。・・勘違いのまま突っ走るわ、他人思いやってないわ、かなり思い込み激しいキケンさん、という風にしかみえない。まあそうなった過程、というか最初のスイッチ段階に同情の余地はあるにせよ。・・しかし、それで1位?w LD >> 有り得ません(笑)当時、僕もGiGiさんも雨宮を応援していました。何か強烈な組織票でもあったくらいですかね? ルイ >> ああ、組織票する人はいつの世もいますからね。無限の住人とか、トンでもない事になってましたしw LD >> 稔ニくんが、七華を避けている状態からスタートしたのも、この構造を決定付けています。最初の段階でもっと稔ニくんが七華に惚れていたら別の構造もあったんだけど…しかしこれは不可抗力と言わざるを得ない(笑)何故なら今17歳の世界は稔二にとっても七華にとっても”逃げ出したい”ものでなければ6歳の世界は現れないから(笑) ルイ >> ふむ。上手に、というか綺麗に着地させていくには、6歳と17歳がもっとスッっと和解というか、融合すれば済む話だったんですけどね。たまに出てくる17歳の描写を見れば見るほど、到底そんな着地ができないキャラだったという。これにより、潰しあい、サバイバル構造になっていったw・・コワイ漫画だなあ 備品 >> こんばんは、覗いてみたら「ななか6/17」の話題で盛り上がっているなんて、油断の出来ない方達だw LD >> でもそこがよかった一見、単なるハートフルラブコメなのに、明らかに他のラブコメと一線を画す(笑)全巻購入しています(笑) ルイ >> そうですよね、少なくとも作者が人気を誘導した痕跡はゼロですからね。無意識のうちに演出がキイてた、てなモノもない。・・ない。本当に、ゼロ。 ルイ >> こんばんはー。いやぁ、久々に刺激的なマンガだったものでw 備品 >> 確かに刺激的です。ただ表紙買いすると痛い目(?)を見ますw LD >> 要はあそこまでストーカーにしなければ別の着地も有り得たんですが、これも不可抗力と言うべきでしょう。何故なら長期連載をしたいなら、長期に渡って”ななか”が引っ込まない設定が必要ですもの。それは七華がななかを拒否する事以外の設定はストレートさに欠ける。あるいは”オチ”のテーマを希薄にする。 ルイ >> それは言えますね。これが12話のテレビドラマでいいのなら、17歳が6歳の優しさが生み出すシチュエーションの中ふと自分に戻り、その展開にあわせ場を収めたりしながら「優しさ」を同化させていく。。というメルヘンチックな構造でいけるんですが、それだと2巻で終わりますw LD >> ああ、これは言いたい。「ななか」は連載を続ける上でのテーマとオチのテーマという二つのテーマで描かれている。 ルイ >> LDさん、そのテーマというのは、双方同時期に生まれたものだと思いますか?二律背反するような状況を、最初から意識しながら2つ生んだのなら相当の策士ですねw LD >> 双方同時です。どう”続け”〜どう”終る”か?という話ですから。ただしこれが重大な二律背反だといい事は作者も気がついていなかった。→ ルイ >> ああ、そうか。もっとほのぼのと移行していけると思っていたのかw LD >> 第一部で「ななかはもう治りません!」という投げっ放しの終り方もアリだと思ってはいたんですが、アニメ化が決定し第2部を余儀無く開始するハメになった以上は、この問題にケリをつけざるを得なくなってしまった。これも時流の妙というか時機の面白さがあります。そのため通常のラブコメに比べて雨宮の”勝機”が格段に上がっている。「いちご100%」と比べれば分かりますが、西野さんがどんなに跳梁しても彼女が”予定調和”に逆らえるとは思えない。 SIVA >> こんばんわ、ご無沙汰してました GiGi >> まいどお待たせしておりますーw ルイ >> こんばんはー。マガジン表紙の石原さとみって、サンデーマエストロ関連のヒトじゃなかったですっけw 備品 >> ななかの場合、過去の人格ということでどちらも「本物のななか」には違いないのですね、不思議な二重人格物です。 ルイ >> 双方「本物」というだけに留まらず、過去の受け皿たる現在の側に、その受け皿たる覚悟も取り入れる程度の意識もカケラもなかった、てのが最高に異端な理由ですねw>備品さん 備品 >> こんばんは、GiGiさん、SIVAさん。ななかの文字に引かれてお邪魔してますw。 GiGi >> あーそうですねーアニメ化が状況の混乱に拍車をかけてましたねw>ななか LD >> 実際に短編ならそれが有り得た(笑)>ほのぼのとした終わり方 ルイ >> 雨宮が2部で「アハハ」と笑い出した時、いよいよ勝機薄くなったか!?と冷や汗流しながら読んでましたがw・・どうなるのかニャーw 備品 >> そういえば、「ななか6/17」ってアニメ化してたんですね、すっかり忘れてましたw ルイ >> へー、アニメではどう処理したんだろう。こんな恐ろしい展開のままでは電波に乗せられないので、もうちょっとドタバタっぽく見せたかな? LD >> アニメはキレイですよ(笑)最終回が来たら容赦なく“ななか”は消えましたから(笑)偶発的に生まれたこの難しい構造をまともに解きに行くより、ずっと賢いやり方とも言えます(笑) LD >> 作者も最後まで七華の株を上げる事に必死だったんですが…(笑) ルイ >> まあ、数字上では人気TOPなわけで、必死にならんでも・・w作者公認の出来レースか?w SIVA >> なかなか上がらないというか逆効果な時すらあったような記憶が>七華 ルイ >> いやいや、ですから、1位ですから(笑) LD >> 組織票があったか、操作したかは分かりませんが、七華が実質のトップでない事は作者は知っていたでしょうからね。 ルイ >> うん、あの人気投票の結果が、ちゃんと漫画家としてのスキルで生み出したものだ、と断言できる結果だったとしたら、正直もっと綺麗に落とせる話なんですよね。でも、明らかにそうではないと誰もが思えてしまった。アニメ化もあわせ、ほんと時流に乗ったというか、流されたというかwライヴ感が良くも悪くも働きまくった作品なんですね。 LD >> そう!ライブです!暴走の修正も思いつかないのに締め切りだけは週毎にやって来る!(笑)週刊連載を読む醍醐味がここにあります!>「ななか」 ルイ >> いやー、で、今一番それがあるのは「スクラン」だ、って感じに一番へ落としていっていいんですかね?GiGiさんまだかな?w LD >> 正にそうで。ネットで沢近派の意見を見ると「あの娘ってつまり雨宮さんでしょ?」って意見がモロにあります。 LD >> う〜〜〜〜〜ん?連載開始時に七華を菩薩か聖母のような乙女に設定していれば、この構造が回避できたかな?いや、僕はあくまでこの構造のファンなんで変えて欲しいとは思いませんが(笑) ルイ >> 回避は出来たと思います。聖母にまではしなくとも、優しさがもうちょっと表層に近い所で見えるようにするだけで違った。・・でもそれだと凡庸な話にしかならない。結果オーライというか、大成功だと思いますよ?手に汗握って読んでましたしw LD >> 6歳になるのって「昔は稔ニとあんなに仲がよかったのに、今は何でこんなに嫌われちゃったんだろう?」がスタートだからなあ(笑) GiGi >> 今ふと思いついたのは17歳七華を前面肯定してくれる恋のライバルとかが出てくればまた違った着地もあったかもしれませんねー当時はまったく思いつきませんでしたがw LD >> いや、一応ヒロが出ました………………………ダメじゃん!つーか、ダメ過ぎじゃん!!(笑)>全面肯定 ルイ >> すいません、全面肯定はヤバイというか、泥沼一直線だと思いますw 備品 >> 「スクランバスケ編」あれで終わりでいいんですよね?続いてもおかしくはないのですが。 SIVA >> もう少し救いのある状態の七華なら肯定されるキャラもOKでしたけど… LD >> そうか。全面肯定者が出ると七華×ライバル?稔ニ×雨宮という細胞分裂に障害が無さ過ぎになってしまう。 GiGi >> おー袋叩きだwすんません、ななか、もう細部はだいぶ忘れてます(^^; ルイ >> まあ、稔二に肯定されたいってのが「ななか」の出現理由みたいなもんですから?恋のライバルが物凄くキャラとしてたった場合、そいつの為に「ななか」は消えますが(必要ないから)・・ななかと稔二が話の主軸から消えて?もう、わけわからなくなるというw SIVA >> スクランは何からしくない動きというか、キャラの暴落ぶりが見てて悲しいですね ルイ >> ああ、終わりでいいんですよ。失敗ブツは早く仕舞うに限る!!・・あ、あとにしますか?w GiGi >> あースクランの醍醐味はそこらへんにあるんですかねー>約束されたラブコメ結末がない LD >> いや、あそこまで完全に脈がない話って無いですよ。天満×播磨の線を信じている人ってちょっとよく分からない。単に主役同士だから以上の思考が働いてないんじゃないだろうか? ルイ >> スクランの魅力は、結末の読める読めないというよりは、そのもの先ほどでた「ライブ」というヤツですよ。ちなみにバスケ編をさっさか切ったのもライブっちゃライブw LD >> やあ、それではそろそろ一番に入りましょうか。 備品 >> 脇は脇の仕事をしっかりしましょう。ビビは笑われる役なのですよという話(我ながらわかりづらい)>スクランバスケ編 LD >> 備品さん同意見です。……ビビって誰でしたっけ? 備品 >> 北島マヤが最初の学芸会「三国一の花嫁」で演じた道化役です>ビビ LD >> わ、分かり辛い…(汗)>備品さん ルイ >> そうか、FF9の黒まどうしではなかったか。つっこまなくてよかったw>ビビ |