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今週の一番

連載中のマンガ雑誌の感想掲示板です!
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#6844月第1週:冥王神話 THE LOST CANVAS 最終話 始まる未来
投稿者:LD [2011/04/19 03:18]
■2011年04月10日

LD >> |ω・`)
LD >> |ω・`)。o(…さっきまでラジオやっていました…)
ハラルヤ >> こんばんは!ラジオお疲れ様でした。
LD >> さて、ぼちぼち一番に入りますが…。
LD >> 今週は…マガジン優先したんですが、順番を戻す形でサンデーから行きましょうかね。
ハラルヤ >> 今期は『シュタインズゲート』がよさげですね。
LD >> ああ、『シュタゲ』まだ観ていません(汗)というか、また新番組みていない件(汗)
LD >> 『まどかマギカ』って結局、どうなるんでしょう?あまりに待たされている感があるんですが…。
LD >> さっきまで『バトルスピリッツブレイヴ』とか観ていたんですけどね。
ハラルヤ >> そして『30歳の〜』が本気で酷い。『フラクタル』はあくまでもプロが作った「アニメ」として酷評してたのですが、『30才〜』は「アニメ」ですらないという……。
LD >> アニメですらないというと…デキが相当悪い感じですか?『西洋骨董洋菓子店』みたいな?
カルマ >> そんなにスキじゃないのもあって、もう割とどうでも良くなってますねw いやオチは気になりますが>まどかマギカ
ハラルヤ >> ワルプルギスの夜にひっかけて4月30日から5月1日の夜に一挙放送だったらおもしろいですよね。>『まどか』
LD >> ん〜…ともかく、現状どうだか伝わってこないともどかしいですねえ…『まどかマギカ』
ハラルヤ >> デキが酷くても「アニメ」は「アニメ」としてリスペクトしてるんですが、アレは「アニメ」じゃないです。正確には2分の1は「アニメ」ですが。(それでも相当酷いですけど)
LD >> そろそろ今期アニメの選考ラジオもしないといかんね…。
カルマ >> 後半の実写パートはまぁ、酷いというか学生レベルの映像だなぁとw まぁ、クオリティを全く期待して観るもんじゃないですねあれは>30歳の保健体育
LD >> うぬぅ〜。おら、興味が湧いてきたど!(`・ω・´)>30保体
ハラルヤ >> 酷いのはクオリティじゃなくて、誠意のなさですよ。
カルマ >> 相当に足りないのは予算かもしれませんがw>保健体育
カルマ >> 「タイガー&バニー」2話面白かったです。実にヒーローものの王道ですが、ヒーローシステムの裏が暴かれるための前振りにも思えます。

■少年サンデー2011年19号

開始:銀の匙(荒川弘)
終了:結界師(田辺イエロウ)

■銀の匙(新連載)
LD >> 荒川先生の新連載は……なんか『じゃじゃ馬グルーミンup』を思い出したり。
LD >> 北海道の馬ってなんていったっけかな?カッコいいですよねえ〜脚が太くて。
LD >> すぱっと、鶏をしめるシーンとか好きですね。
LD >> 夢や目的がない主人公が何か悩んでいるようですが…その方向付けが今後なされるのか?そもそも「銀の匙」ってなんでしょう?
カルマ >> 銀のさr…さじ、凄い堂々としてるというかガツガツしてないというかw>新連載
カルマ >> 受験に失敗していたたまれなくなって農業高校に逃げてきたって感じでしょうが、そういう「匙を投げた」意味がかかっていて、それが高校生活で変わっていくかなと思うのですが>タイトル
LD >> う〜ん、基本的には、農家バンザイ!というか、農家も楽しいよ!みたいな話なんですかねえ〜…?(´・ω・`)
GiGi >> 銀の匙=生まれながらの恵まれた環境とはなんなのか、というのはテーマのひとつでしょうね
LD >> 「銀の匙」ってそうしう意味なんですか?
ルイ >> 荒川先生の【銀の匙】は、ナチュラルボーン的なものに対する「それは心1つで手に入るんだよ」というような応援歌の物語と捉えていますね。
ルイ >> もちろん外観から【じゃじゃ馬グルーミンアップ】は思い出したけれどwしかし、サンデーって今「攻勢」としてポケモンなり荒川先生なり呼んだはずなのに、こんな枯れた作劇させていいの?作品の善し悪しじゃなく、編集方針的な話ですが、あんまり呼んだ意味ないじゃん的な。

■武勇伝(萌花が気になる)
LD >> 『武勇伝』が、なんか美少女フィギュアとか作っています。
LD >> 『武勇伝』萌花ちゃんが好きだ〜ってフェーズからそんなに動いていないな…。
カルマ >> 「武勇伝」ひたすら勇のモチベーションを外し続ける展開ですが、ちょっと冗長ですね…
LD >> 沸点遠いですよね。萌花にそんなピンと来ていない所もあって……次の変化をはやく観たくなります。

■マギ(再びダンジョン攻略へ)
LD >> 『マギ』の新キャラ…というか、元からシンドバッドの諸将としている人だけど、ビスティさんは、胸が大きくないと見えちゃう感じの服をきているのかな?
LD >> 【マギ】力を得すぎた金属器使いおよびその眷族器使いたちは、それ以上力を与えられない…とは、かなり制御的な設定だな。
カルマ >> 主人公(&宿敵)側を相対的に強くさせるための設定に見えましたが、一方で神が歴史を制御するための仕組みにもなるかしら>「マギ」
ルイ >> 【マギ」はカルマさんの指摘通り、上限設定している見えざる力の意志を感じますよね。いよいよもって昔から口にしているが誰も経験者がいない【天地創造】説が現実味を帯びてきたな!w←ねーよ
ルイ >> 【マギ】もっと言うと【ウィザードリィ】でトレボーの護符と称号を持つものはワードナに会えないわけで、そこから生まれた二次設定に「トレボーとワードナが共謀して次代の危機に備え冒険者を育成していた(ワードナ打倒者は既に卒業)」があるなあという処からの連想もしているwゲーム脳や!

■ポケモンリバースト(ゼクロムvsドリュウズ)
LD >> 『ポケモンリバースト』は、ポケモン使っても意味がない…みたいな展開に……。
カルマ >> 「ポケモン」は一応ゲームに照らすと、レベル差があって自分のタイプとは違う技を覚えてたらそれで倒せないこともないのですが、敵より主人公のがレベルがかなり高かったって話になっちゃうので…どのみち上手くないですね
GiGi >> 相性バトルとはいったいなんだったのか>ポケモン

■ムシブギョー(火鉢と同行)
LD >> 『ムシブギョー』は、火鉢さんのカッコ良さをリライトしているなあ…。他のメンバーを悉に描くのかな。
カルマ >> 「ムシブギョー」火鉢さんこういう感じのキャラだったんですねぇ…以前と変わってるんですか?
LD >> いえ、変わっていません。>火鉢さん ただ、かなり念入りに描いている印象ですね。

■ビーブルース(龍、入院)
LD >> 『ビーブルース』が、いい展開ですねえ…。こっからどうなるか分かりませんが、来週、方向性が見出されるといいテンポです。
カルマ >> 『ビーブルース』良いですね。ちょっとうるうる来てしまいました…
GiGi >> ビーブルーズがどうにも引き返せない展開で涙目です。
GiGi >> これは優希ちゃんがキュウべえと契約する勢い
LD >> うん…そこが問題ですね。このまま龍が主役の話なのか、それとも双子へその行動がシフトする話なのか。
カルマ >> そこは気になってます…龍のプランを引き継ぐ話になるのかな…それは、うーん。>ビーブルース
ルイ >> 【ビーブルース】は読んでいて辛すぎるが、この辛さは現実にあると認識させた上で「ならではの歩み」を描いてくれると信じている。【武勇伝】は萌花ちゃん可愛い←これしか言ってない
GiGi >> スーパースター選手生命に関わるは事故とかしちゃだめという法律をつくるべき(ぇ

■結界師(最終回)
LD >> 『結界師』最終回でしたねえ……そして、実に淡々と終了しましたねえ…。
LD >> 【結界師】、ちょっと今、お母さんの謎にかなりひっかかっているんですよね。ちょっと、もう一度読みなおしていろいろ、腑に落としていきたいです。
ルイ >> 【結界師】物語の組み方が【フラクタル】と似ていた(おい、ちょ、叩くなよ!痛いよ!
LD >> ん?ああ…最後、料理をしている所かw>『結界師』
GiGi >> 物語の組み方は似てるかも知れませんね。結界師は多視点で組んであるので厚みは違いますが。
LD >> 『結界師』は、お母さんがさらっとほっとかれたなあ……ちょっと興味湧いている。
ルイ >> どちらも短編映画のジュヴナイル組みを基盤にしているのかなあと。>結界師とフラクタル 描きのウマさの違いはおいといて。ただ、結界師の場合お母さんが…んんん、まあ、凄く「女性作家だよな」と繰り返すとジェンダー論者にボコられるので「すごくイエロウ先生らしい」という結論にしておく。

■少年マガジン2011年19号

・開始:アゲイン(久保ミツロウ)
・読切:島田英次郎のチョイとだけ劇場(島田英次郎)

■アゲイン(新連載)
LD >> 久保ミツロウ先生が新連載ですね。『リプレイ』というか、やり直しものですけど、その真相を知っている女の子が一緒にきているのがミソかなとも思えますね。
LD >> …あの金髪長髪は、何かポリシーがある事なんですかねえ。
ルイ >> おはよーおはよー まむしーまむしー
カルマ >> 「アゲイン」女の子の状況飲み込みがえらい早いなーとは思いましたが、良いですね
LD >> …しかし、かなり人相が悪い主人公で……これは女の子の可愛さに人気がかかってますね。…女の子の可愛さに期待がモテるって事ですね。わかります。(`・ω・´)
LD >> や〜。寝てましたかあ。それは〜(棒)>ルイさん
LD >> 『アゲイン』、一緒に来た女の子がどうなるかですねえ〜。主人公を見張るようにも見えますけど、別に彼女自身もアゲインしていいんですよねえ。その選択。
GiGi >> アゲインはちょっと盛りすぎじゃないかというくらい複雑な設定ですねw
ルイ >> 【アゲイン】は今流行のやり直しモノですね〜。まあ、【モテキ】をがっつり描いた後だから許される(本人的に)という側面はあるかなと。
GiGi >> 女の子は元の世界の彼氏との出合いに失敗する流れかとw
LD >> ちょっと、他の運命変えたそうなキャラが何人か載っている所とかねえw>『アゲイン』
カルマ >> 彼女はアゲインする理由がないとしたら、あるがままに生きる結果が主人公に付き合うことになるかもしれないですね>アゲインの女の子
LD >> あと、久保先生って応援団だったんですかねえ?応援団ネタ重ねますね。
LD >> うん。そうかもしれない。>アゲインの女の子
ルイ >> アゲインネタって、現実僕らがアゲインできない以上大体の着地地点は定まってるところがありますけど、そこは展開を語るのではなく、描きをみたいですね。
GiGi >> 加瀬先生の新作もタイムスリップもののようでw
カルマ >> んん…主人公の動機が見えてるので設定の複雑さはそんなに感じませんでした>アゲイン
LD >> う〜ん、どうかな?その告発は女の子に早々にやらせて、別の方向に行くようにも思えるんだけど。>大体の着地点
ルイ >> いや、別の方向というか、それは表か裏かという話で…本当の意味で「別の方向」ならびっくりですが、奇をてらう意味はあんまりない気もする。
GiGi >> ループは単なる入り口の引きという気もしつつ、女の子のオプションがどう作用するのかが読めないのが旨味かな>アゲイン
ルイ >> 【アゲイン】は女の子がいいですよね。あの子がいるだけで物語の膨らむ可能性が全然違う。
LD >> 裏の方向とか、本当の意味で別の方向とかは、抽象的な話で何とも言えないけど…(汗)まあ、マガジンでなら普通にやりなおしものをしても、あるいはループものをしても、ある程度意味はあるし成果も得られるかな?
LD >> 矢頼くんも『アゲイン』の主人公みたいに、いろいろ誤解されていた人みたいですけどね。ハーレムはバンザイ\(`・ω・´)/

■フェアリーテイル(第229話「絶望の袋小路」)
GiGi >> フェアリーテイルこれはなかなかえげつない攻撃ですね。
LD >> 『フェアリーテイル』、ジュビア強いなあ…。氷のグレイと相性がいいような?悪いような?
カルマ >> 「フェアリーテイル」珍しく?重いバトルになりますねぇ。

■AKB49(選抜が研究生の前座に)
GiGi >> AKB49がまるでクライマックスのようだ…まさかね。
ルイ >> 【AKB49】これまでのチケットを買った観客たちが一気にブーたれる話ですね!←
LD >> 『AKB49』は、とにかくクライマックスですね。いや、連載スタート時で、ここを焦点にはしているでしょうね。
LD >> また、ここで浦山の街中、女装疾走は、別の問題を引き込みそうなアクションでもありますね。
ルイ >> 【AKB49】相変わらずたかみな先輩が無双すぎるけれど、そのたかみな先輩の号令に乗っかるアイドルたちも「たかみなを信頼しているから」に加え「アイドルたるもの、一度はこういう分水嶺があって、そこは克己だけでなく周りも支えてやるものだ」という認識が染み付いているという描きだなと。全くもってこの世界のアイドルはプロアスリート。
カルマ >> 「AKB」、ここで観客が「早く研究生を出せ」と言い出したらアツイ。
ルイ >> それは食い過ぎじゃないか、研究生w熱い通り越して現行ファンを敵にまわすだろうw
LD >> 【AKB49】、岡部がカッコイイわけですが……吉永がはずれても続行、浦川がこないならクビかあ。厳しい判定ですねえ。
カルマ >> いや、食ってるというより彼らが見に来てるのは誰か?という話ですね>早く研究生を出せ
ルイ >> AKB劇場ですからねえ。そこまで自前のファンを育てたんだね、という話になるとは思わないが「この世代のファン」という描きを見せたいという意味はわかります。
ルイ >> 今のところ、AKB49のファンはプロの評論家状態でw世代は跨がないのですよね。ファンは経験値を蓄積して、評価をするポジション。そこの世代交代を描いたら面白いとは思うな。「最近ミーハーなファンが増えたな」「ああ、奴らの世代がきたんだ」的な。

■この彼女はフィクションです。(みちる、オムライス以外のものを作る)
GiGi >> このかのはまあ順当。
ルイ >> 【このかの】はフーコ先輩を可愛く描くのがバランス的にノルマなので悪くないし、彼女のポジションをうまく使ってしっかり設定も追求できそうだしで悪くなし。
カルマ >> 「このかの」順調ですねぇ。
LD >> 『このかの』、ミチル、ノートに書いてある料理以外はできないのか…。増やせないのか?漠然と料理が得意とでも描いてなかったらダメなのか?
ルイ >> 【このかの】そこ、重要ですよ。ミチルがノート外の料理を習得できたら、それは人格修正も可能という事で、ミチルを「人間」にしていく着地点とか出てきますからね。
LD >> それから、ミチル、転入の設定を開陳してきましたね。…充分に恐ろしい現実改変ですねえ。
ルイ >> 面白いのは、現実を改変された事を改変された側の住人であるフーコ先輩が理解できた事。このへんはSF解釈ですね。徐々に記憶に修正がかかるパターンとかありますが。
カルマ >> 「このかの」ミチルに学習能力があるかどうかは相当重要ですね。ないとキツイなぁ…
GiGi >> ん?この現実改変は記憶操作はないですよね。偶然の積み重ねの狭間の存在。逆に考えれば世界が彼女を認知すると世界が壊れるということか。
ルイ >> そう。何か世界がよくわからない無茶を働かせて、ミチル用に「理」を通してるみたいなんだけど、そこはブラックボックス、あまり突っ込まない方がよさそうだ。よくわからないからw
LD >> いや、むしろ逆に考えるんだ。>偶然の積み重ねの狭間の存在。 彼女の記憶操作や直接の現実改変とならない為に、むしろ、「恐ろしい程、遠回りに入り組んでほとんどズタズタに現実改変している」…とも言えるのだよ。
ルイ >> バタフライ・エフェクトとは真っ向喧嘩だなw>このかの
LD >> 「彼女は最初からセカイに存在しました」という一つの嘘を現実化するのではなく、「彼女は最初から存在しなかったけど、その居場所は存在していました」という10や20じゃ聞かない嘘を現実化する事になっているんだよね。

■ベイビーステップ(えーちゃんvs高木)
GiGi >> ベビステは早くもえーちゃんが相手をリスペクトしはじめてちょっと笑ったw。素直に凄いと思われちゃったらイライラ攻撃はほとんど無効ですね。
LD >> 『ベイビーステップ』はGiGiさんの言うとおり、えーちゃんが相手を認め始めているのが良いですねw真にえーちゃんをイライラさせいよと思ったら、もっと不徹底というか幼稚じゃないとダメなのかなw
ルイ >> というか、勝利への渇望という理解をした時点で難波江と同じ結論に達するから、この手段は巧拙関係なくここが限界ですねw

■ブラッディ・マンディ(響、裏切る?)
ルイ >> 【ブラッディマンディ】の溢れるクリフハングっぷり。マヤ先生が出てくるとこの作品調子でてくるな!※関係ない
GiGi >> ブラマンこの引きは上手いねwマヤ先生は何かオチをつけてくれるのかw
ルイ >> 響とイチャコラする薄い本があるなら、まあいいや…>ブラマン
カルマ >> 「ブラマン」マヤ先生出てきて本番帰ってきましたねw ヒキは…医者の人がスパイの可能性とかとか?
LD >> 『ブラッディ・マンディ』、くノ一来たか。…あるいは、以前に出た似た女の子と入れ替わったか。

■エデンの檻(第106話 乙女心)
ルイ >> 【エデンの檻】矢頼くんが完全にハーレム主人公的な契約宣言をw
ルイ >> 【エデンの檻】はピープルずヒーロー的主人公とハーレム主人公という2軸を組んでいて興味深いのですが、矢頼くんのハーレムに対する「全員守る」予言というか誓約に「矢頼本人はカウントされていない」事を見出すのが悪い物語読み。←
LD >> 次はメガネ。おまえ…いけ!(`・ω・´)>矢頼ハーレム
GiGi >> その矢頼くんを仙石くんが助けて薄い本フラグ
ルイ >> もう仙石はメガネくんと…
ルイ >> そういえば【エデン】のりおんが変な生命力キャラとしてキャラ立てしてきているのは、細かいですけど悪くない。雪も小さくキャラ積みしてたしな。
カルマ >> 三角関係か。胸が熱くなるな
LD >> 仙石は、真里谷のモンだろ。(´・ω・`)

■エアギア(オニギリ優勢?)
LD >> 『エアギア』……あれ?オニギリが強い?w大丈夫かいな? こいつラスボスじゃなかったっけ?…って違うかw双子ねw
ルイ >> 【エアギア】完全にタグ付けするなら「謎の感動」だよw
ルイ >> 双子だからって、タナトス神をオニギリが倒したらやりすぎだろうw

■少年チャンピオン2011年19号

・特別:疵面(原作・板垣恵介、漫画・山内雪奈生)
・終了:冥王神話LC(原作・車田正美、漫画・手代木史織)

■弱虫ペダル(福冨、金城、御堂筋を抜く)
LD >> 『弱虫ペダル』は、この二人のエースが、最後、御堂筋完全に眼中から消えている所がいいですね。御堂筋視点で。
GiGi >> 弱ペダ2日目きちんと決着つけましたね。これを踏まえて3日目どうなるか。
ルイ >> 【弱虫ペダル】残り1Mの絵で勝敗がわかるのがすげぇなぁ。
ルイ >> 観客が御堂筋の失速か二人の加速かを議論しかけて「どっちでもいい今ゴールだろ」と叫ぶのが細かいけど滅茶苦茶良い。このスポーツの神がおわす場所を明確に指定しているというか。
ルイ >> 【弱虫ペダル】金城さんは人間としての器がデカすぎて、そこに敗因を見出したくなってしまうけれど、おそらく福富は2日目が彼のモチベーションの頂点で、という所の差なのでしょうね。

■シュガーレス(シャケと兼光会合)
LD >> 『シュガーレス』、シャケ、統制とってないんだから、俺知らねで通さないと…。
ルイ >> 【シュガーレス】だれか2chのAA使って「ヤダヤダヤダシャケが一強じゃないとヤダヒック」っての作ってちょ。
LD >> あのにいちゃんが、本当にシャケと互角なのか?含めて、このエピ、次の『シュガーレス』の形をキメますね。

■囚人リク(リクvsレノマ)
LD >> 『囚人リク』が好きですね。レノマが良いから、リクも良くなる、好循環。
ルイ >> 【囚人リク】個人を憎むというより、いびつな支配構造を憎む。この意識を持つとたとえ子供でも世界に対する反逆者になるしかない…っていう描きが上手いっすね。すぐに動き出せないリクの小ささも含め、これは良い一話。
GiGi >> リクは定型ですが滋味がありますね
ルイ >> やはり、リクは世界の、社会の囚人という事ですね。物語構造がぼんやりと見えた回かな。

■冥王神話(最終回)
GiGi >> 冥王神話大団円だったわけですが番外編やるみたいですね。これは嬉しいボーナストラック。
ルイ >> 【聖闘士星矢LC】の最終回はちょっと…最高すぎて言葉に詰まるが、涙出ましたね。
LD >> 『冥王神話』は、良い終わり方でしたね。お疲れ様でした。
ルイ >> 【LC】は天馬たちは結構あっさり退場したのですが、それが不満にならぬ深みがあるなあ。
ルイ >> しかしLCの最終回が良すぎるなぁ。テネオという若芽と、耶人とユズリハという種子と、パンドラ様のすだちと、転生と継承を経てなお原典を立てるLCは忠節の極みという印象。LCから読んだ人、原典こんな面白くないからな!←問題発言
ルイ >> 車田漫画の面白さは別種の面白さ、というのが正しい言い回しですけどもw
ルイ >> つーかテネオを出す手代木先生まじ手代木。。

■てんむす(二子の辛いもの克服)
ルイ >> 【てんむす】が面白い(いつも言ってる)苦手料理に対するスタンスでも個々の差が出ているし、食べた量でいまだ謎の部長の格を大きく見せているのもいい。とにかくいい。
ルイ >> 【てんむす】でもサブタイの「それって面白そうですね」は「それってすっごい楽しそうですね」じゃないの?と突っ込んでしまった。単行本で変わってたらワロス。
GiGi >> てんむすはもうちょっと大食いに優しい世界だと思ってたよ!
ルイ >> 厳しさは追求しすぎるとゆるふわ的ファンがつかないという問題はありますねw

■ハンザスカイ(財前、敗れる)
LD >> 『ハンザスカイ』は、過去話の強そうなあの人がさっそく出た!財前のキャラ立てとしても、正解な手ずじですね。
LD >> 財前先輩を居合剣士に見立てるのもいい感じですし。
ルイ >> 【ハンザスカイ】は文句つける所じゃないkもしれないんだけど、財前の集中が高まっていたなら敵から目を外さないんじゃないかなあ、という所だけ引っかかりますね。ただ、集中していたからこそ遠くのソレが見えたって描きと表裏一体だし、全体的には素晴らしいですけどね。
LD >> うん、あの…あれじゃないの、全体を見ているようで、見ていないようでっていう視線の境地があるじゃない。あれになるとそんな感じなのかも?>財前
ルイ >> 空間そのものを捉えていたと。

■キガタガキタ(傘地蔵の恩返し)
LD >> 『キガタガキタ』、恐怖新聞になかなかのライバル出現。…しかし、大分可愛くなってるな?恐怖新聞子?(´・ω・`)
LD >> まんま『笠地蔵』なのが、逆に味わい深い…。
ルイ >> 【キガタガキタ】の傘地蔵オプションはかなり熱いですね。いや、Zガンダム敵恐怖新聞調伏ビジョンを持っている僕には必要なパーツだw
ルイ >> 【キガタガキタ】の傘地蔵オプションはかなり熱いですね。いや、Zガンダム敵恐怖新聞調伏ビジョンを持っている僕には必要なパーツだw
GiGi >> 勝敗が軽いのは好みの別れるところでしょうね>ハンザスカイ
カルマ >> 「キガタガキタ」悪霊もいればそりゃ地蔵様もいるよなぁとw 7人か…ゴクリ

■少年ジャンプ2011年17号

・特別:実食!悪魔の実(尾田栄一郎、島袋光年)

■トリコ(グルメピラミッド)
LD >> 『トリコ』、また、GTロボのミイラみたいな奴が…。
ハラルヤ >> GTロボはメカゴジラ的な何らかの生物を模したものみたいですね。雲の上にいたメカじゃないGTロボと同種かな?と
ルイ >> 【トリコ】のコラボ漫画は良い出来でした。贅沢贅沢。

■いぬまるだし(第125回 花粉が飛べば破壊が起こる)
GiGi >> いぬまるだしは今週の本命ですね。
ルイ >> まどマギだから?w>いぬまるだし
GiGi >> そこは別に評価ポイントではないw>魔法少女ネタ

■めだかボックス(球磨川は副会長に)
ハラルヤ >> 『めだかボックス』球磨川君はやぱり副会長になったか。寝首をかく宣言にカッコ付けてないのはポイントかも。
ルイ >> 【めだかボックス】襲来するサイヤ人やギニュー特戦隊みたいな扱いだと思ったけれど、そこで安全院さんたちが転校してくる=日常侵食してくるのがラノベ作家の矜持ってとこかな(?)。
LD >> 『めだかボックス』、終わってみると、喜界島もがなが生徒会に入った、水泳部対決みたいなエピに…(´・ω・`)
LD >> 【めだかボックス】まあ、それで、これが最終決戦かな?
ルイ >> めだかボックスは期待より生徒会選挙編が高まりきらなかったですね。まあ、存在自体がジャンプインフレなら安全院さんをどう処するかは楽しみです。

■ワンピース(しらほし姫逃避行)
ルイ >> 【ONE PIECE】しらほし姫が可愛すぎるなあ。サイズ同じじゃなくて良かった。物語破壊しちまうず。
LD >> 『ワンピース』、しらほし姫様がかわいいワケですが…。しかし、アーロンの話ですか。アーロン最早弱いから、なんかドキドキしないよ?
カルマ >> 「ワンピース」おれがいるもんな→はい!は良すぎますな。
GiGi >> ワンピースとトリコのコラボもよかったですね。

■エニグマ(5つめのパスワード)
名無し >> いまのうちにいっておこう、エニグマが余りにもひどい
ルイ >> そういやチャットにどなたかのエニグマディスり書き込みありましたっけ。うん、まあ、エニグマはいつもこんなんだw
ハラルヤ >> 僕じゃないですよ。同意見ですけど。>エニグマディスり
ルイ >> エニグマはいつもひどいのに何故今回を目の敵にするのだ…
ハラルヤ >> エニグマは毎度のことながらピンチになってから能力の発現や説明をし出すのがまずいんですよね。先に能力をチラ見せしておけば、「この能力でどうやってこのピンチを打開するんだろう?」とサスペンス感が出るのに。
LD >> むしろ今回はマシな方かもしれないw>『エニグマ』 …っていうか、悪い意味じゃなく『エニグマ』って大体こんな感じだよねw
LD >> うんうんw…というか、なるほど感は無いですよねw>『エニグマ』
ルイ >> エニグマのサスペンス感はなんちゃってどまりなのですけど、これで突き抜けなかったあたりジャンプ漫画は面白さ至上主義みたいな事言いつつ、エアポケット狙い目みたいな部分もあるなあと。

■バクマン(七峰完敗)
ルイ >> 【バクマン】七峰ェ… シュージンが今更っぽいフォローをしていてちょっとワロス。
GiGi >> バクマンはここまで予定通りなのであとはどうオチをつけるかですね。
LD >> 『バクマン』は、中井さんをどうしたのかが、気になってしょうがない。…ってか、ここから浮かべるのかな?
LD >> 【バクマン】あと、一応、「完璧だ」とまで言った回が19位って事ですよね?一度、落下がつくと再浮上は恐ろしく困難という事かな?
ルイ >> 格を落としたら一気に落としていて、漫画の審美眼みたいなものがもうなきが如しだな。まあ、展開の具ですね。

■マジコ(野生の魔法少女登場)
ルイ >> 【マジコ】次のノルマはバリエーション広げる方向でヨサゲですね。さーてここで正妻がいるのにハーレム形成しだしたらラノベだなー。
LD >> ああ……それは良いな!(`・ω・´)>正妻がいるのにハーレム形成しだしたらラノベだなー。
カルマ >> 「マジコ」は今回は良さそうですね。
ハラルヤ >> 指輪の次は温泉に新婚旅行ですね。成田離婚わくわく。>『マジコ』

■ぬらりひょんの孫(二代目・鯉伴編)
LD >> 『ぬらりひょんの孫』は、二代目の話…と。
ルイ >> 【ぬらりひょん】京都編が終わってからスムーズに迷走してるなあw
カルマ >> 「ぬらりひょん」なんというか…親世代ばっかりキャラが立ちますねw
LD >> どうも、ぬらりひょん一族は、ちょっとだけ出る方が光る一族なんですけど、リクオくんはひっきりなしに出て、その輝きをくすませているところに問題があるかもw
ハラルヤ >> ブギーポップ的な立ち位置が合うんでしょうね。>『ぬらりひょん』

■保健室の死神(第76診 一か八か)
ルイ >> 【保健室の死神】はアンケ的には苦戦しているかもしれないけれど、良いなあ!
カルマ >> 「保健室」は良いですねぇ…見た目の普通じゃなさなんて、とっくに先生で乗り越えているのだよなw
LD >> 【保健室の死神】はアンケ的には苦戦しているかもしれないけれど、良いね!(`・ω・´)
ルイ >> ハデス先生、殆どトイレの花子さんみたいな扱いというか、彼の物語も彼の謎もあるのに、とにかくその現象に接する事で心を解き放った子供たちがそれを連鎖させていく側面もある。そうはいいつつ、操の時はハデス先生FWでしたし、なかなか多面的だ。


LD >> さて、それではそろそろ一番を決めましょう。
LD >> サンデーは…『ビーブルース』なんですけど、先週とってますっけね。
ルイ >> 【ビーブルース】【ブラッディマンディ】【この彼女はフィクションです】【弱虫ペダル】【冥王神話LC】【トリコ&ONE PIECE】あたりかにゃ。
LD >> マガジンは『エアギア』かなあ…なんか理由付けてオニギリが優勢なあたりが。
ルイ >> エアギアの手もあるなw
カルマ >> サンデーは「ビーブルース」ですねぇ
LD >> チャンピオンは『冥王神話』かなあ…。
カルマ >> マガジンは「ネギま!」ですね。
ルイ >> 今週のサンデーでビーブルース挙げるのは、この作品の良さってのももちろんあるけど雑誌的にあんまり良い事じゃないんだけどなあ。そういえば先ほど銀の匙に対して書いた事、リアクションもらえなかったですけどw
LD >> ジャンプじゃ『いぬまるだし』……さて、どれにしましょう?
カルマ >> チャンピオンは…「ペダル」ですか
ルイ >> 僕の感覚では【このかの】か【冥王神話】ですw
カルマ >> 「銀の匙」いや僕も「ガツガツしてない」って言い方で表現しましたが、枯れてますよねww
ルイ >> 今ここで召喚する意味ってのを編集部がどう考えていたのかが気になるのですよね>枯れ
LD >> ああ…うん。ルイさんの話の可能性もありますね。本当にはじまったばかりで何とも言えないけど。>『銀の匙』
ルイ >> サンデー作家なんてこれまで通り自家製でやってても、黙ってても中堅どころは枯れていくわけじゃないですか。
GiGi >> いぬまる、エアギア、冥王の3択かな。
カルマ >> ジャンプは「いぬまる」でしょうw
ルイ >> あ、そっちじゃなくて雑誌内ポジション的な話でw>LDさん
LD >> うう〜ん、『エアギア』もよいけど、『冥王神話』にしておきますかねえ…。
カルマ >> 例えば表現ひとつなんですけど、少年のゆらぎのようなもの…勉強を教えるのに「わかるまで教えるよ」と言ってのけるあたりとか、主人公としてはあっさりしてるよなぁと思うのです。>「銀の匙」
ルイ >> 冥王神話は良すぎて何にもイエネ。
LD >> 編集部も想定していなかったかもしれないけど……w まあ、『ムシブギョー』と『ビーブルース』が好調なんでよいかな?(←適当)
ルイ >> ポケモンもさーw
ルイ >> 名前だけは「少年漫画としての活気」を取り戻す布陣に見えるのに作品みたらこの不思議だよ!
LD >> ああ、それは思ったというか『結界師』が終わったと思ったら、『結界師』と同じ温度の連載がはじまったなあ…って。>『銀の匙』
カルマ >> 「ポケモン」は作家の選定でちゃんと原作リスペクトしてるとかそういう辺りの編集部としてのチェック機能がですね…苦笑
LD >> いや〜wアテネや、天馬が渡しているバトンは、『結界師』のお母さん程分かりづらいモノじゃないと思うw…多分、同じものを渡しているんだけどw
ルイ >> 女性観じゃなく、女性からの男性観、だな。
ルイ >> 原作はリスペクトしてるんじゃないかなあw
LD >> ところで今週の一番は『冥王神話』にしておきますかね。

■結界師の話

ルイ >> 同じ週に【結界師】が終わったのは興味深い。ここもまた女性作家で線引くと問題ありますけどw単なるいち作家として、ユズリハの耶人へのスタンスとか、結界師に通じるものがあるよね。
ルイ >> 結界師、教授の頃から感じていた「男の人ってバカなんだけどそこが愛おしい」という女性観は、総帥の話も、なんなら兄貴の周りの薄いハーレムですら通じているので、何かその帰結としてああいう描き方をされちゃうと「お母さんが子の夢を守ってあげたんですね」という話に収まって、女性論の枠組みになりかねないのが凄くもにょるし、あんまり使いたい視点でもない。
LD >> ああ。僕は、ルイさんの今の女性論ほど、お母さんを割りきって観ていないですね。でも、今、何かあるわけじゃないので、ちょっと『読んで』いきたいと思っています。
ルイ >> お母さん中心で観ると、人間のフリをした器が子という「人間」をなす事で、その子を「人間」に正しくしてあげたかった、という物語ですよね。
ルイ >> で、それは結果的にあなたも人間でしたよ、という話になる。
ルイ >> 比べると、【聖闘士星矢LC】は聖闘士見習いを描く事で、継承のパターンを複数種用意してある所がぬかりないな、という話←すごい婉曲な持ち上げ
LD >> 直感的には「男の人ってバカ」と言った、そのバカがこのお母さんの中にはある感じ。「そこが愛おしい」と思っているのは、今回残されてしまったお父さんの方で。そんな感じの事を考えています。
ルイ >> お母さんには女性的な思考はないですね。その思考のライン上にお母さんの「行動」を観ると、という話なので。確かにこのあたりは複雑だ。
ルイ >> うーん、どうしても子に自らの何かを寄託とか、嫌な視点ばっかり出てくる・・・w
LD >> いやぁ〜?>結果的にあなたも人間でしたよ それはそうかもしれないけど、むしろ「バカ」である事に対する興味。
LD >> 確かにルイさんが言った女性論的になって、それが嫌な感じではあるんだけど『結界師』の中のキャラで男のキャラの幾人かはわりと“持っていたモノ”が、性別が変わり、母親というものに載せられた時、何か不思議なものに変質した感じ。それがどうにも興味をそそる。
ルイ >> 【劇場版ナデシコ】アキトのラストの選択はバカな男そのものだけど、あれはそのうちユリカとルリがひっぱたいて連れ戻すという図がある。結界師のお母さんは「閉じ」ちゃって、良守が何かする・できるという話ではなく「その犠牲を享受する」話になっているので・・・お母さんの欠損に助けてもらってるなあ。
LD >> その意味では一番、『結界師』の最終回でもいいのだけどw
ルイ >> ああ、うむ、それって「子供を産めるという違い」と言ってしまうと問題はあるかしら。
ルイ >> バカな男は自分の道に生き己を滅ぼすが、バカなお母さんは子供に道を残しました・・・ってやっっぱりダメな視点だ!w
LD >> アキトねえ…ユリカやルリが、アキトと同じような行動を起こしたとして、それを追う男の子がいれば普通の物語にみえるなあ……って、それ『フラクタル』のフリュネとクレインだ(汗)
LD >> バカな男は自分が愛されている事に気付けないし、気付けると憑き物が落ちる。…でも、このお母さんは自分が愛されている事は知っていたし、その証拠もそこにある。…それが返って、このお母さんからは憑き物がまったく落ちないままだったんだよね。
ルイ >> お母さんは愛されていなかったわけでもないし、旦那さんの一言を胸に抱えて生きていたわけですから、彼女は「バカになるしかなかったモンスター」みたいな側面があって、子をなせる事で人に戻れるのは「うしおととら」あたりも同梱かな、と言おうと思ったら【ケルベロス】もそうっぽいなw
LD >> 少し、俯瞰すると、救われないままでも満たされている人間がそこにいて(母)、それゆえこの物語は大団円とされたとして……それは本当なの?という言い方もできるかな。
LD >> いや、その「人に戻る」という話はちょっと乗れない……というかあったとして、それは“かつて”の話だと思うんですよ。今、そこで起こった事は別の事に思えます。
ルイ >> いや、「それは本当なの?」という指摘をしたいなら良守なり兄貴に何か言わせないと。この作品、粛々と受け入れたから。本当というしかない面が。
LD >> たとえば、ロボットがいて、そのロボットは人と接して、心を持って誰かを愛して子供を産んだ。それが“かつて”の話。でも、そのロボットは、自分の使命を覚えていて、その時が来たら淡々と使命を果たす。それがたまたま産んだ息子の願いを叶えるものだったから「そんな話に合わせて」そのロボットは語ったりするんだけど、実は、本当の所は分からないんじゃないか?と思ってしまう……そんな景観かな?たとえば。
ルイ >> 一番遠くから俯瞰して【結界師】を眺めた時、残るのは…子の為に何かしてやりたい男(時守)と、子の為に何かするくらいしかできないと思った女(母)がいて、それを享受するのが子の役割だから、夢をもたなきゃソンじゃない、という形になるのですよね。もちろん良守の烏森を終わらせるというボーイ・ミーツ・ガールな動機があってこそこの世代で決着をみたので、少年漫画的なモチベーションが皆無という事はないのだけど、基本は親が子に与え、子がそれを受け取り歩く話に思える。
LD >> 粛々と受け入れたから「本当」というしかないんでしょうねえ。それをひっくるめた上で本当?という事でもあるんですけど、そこはちょっと堂々巡りっぽい。いや、巡るから考えているのかw
ルイ >> なんだかんだ、お母さんはお父さんの何気ない一言が拠り所だったのだと思いますし、その「使命」もまあ家族から湧いてきているのですよね。だから、母さんは何かの機関が壊れているだけの「人間」にぼくには見える。
LD >> 少年マンガとは別の文脈になるけど、『結界師』が伝統というか血脈を描いた物語である事は最初から明らかではありますよね。→
LD >> 僕も彼女は「人間」だと思ってますよ。だから「人に戻る」とか「人になれた」という言葉を、この場面に持ち出すのは、ちょっと乗れないかなと答える事になります。
ルイ >> 例えばこういう言い方はできるかな?良守の初期動機は、自分で全て背負って、解決して、烏森の歴史を終わらせる事。スーパーマンとして、伝統や血脈を断ち切る話だった。けれど結果として残ったのは母の犠牲ありきの形で、やはりそれは地続きの物語になる。
ルイ >> ああ、そこはホント観測者による際の話なので、表現の細かいところは失敬なのです。人ではないけれど、その形は人と見分けがつかないから人だよね、くらいの事は言い出しかねないq
ルイ >> LDさんの例えで言うと、そのロボットが人である事は殆ど作品で描写したとは思うのですよね。嬉しかった、って時点で、お父さんの言葉を「心」で受け止めてるんだもの。
LD >> →近代の少年マンガ的ベクトルだと、そういう「一族がやって来た事に子供は従え」とくると、多く、その大部分は反発否定を以て応えられる。…『巨人の星』とか親がそうしろって話はまだあれですが、一族って言い出すとほぼ反発という気もします。でも、結界師はそうじゃないから、そこに何等の逆襲なしにその物語を終えた。それでテーマは完うされていると。そんな感じですかね。
ルイ >> 先ほど指摘しましたけど、結界師という物語のスタート時点は「因果」は裁ち切り終わらせる為のもので、そこには敵というか、目標以外の意味はなかったのですよね。スタート地点が反発で、ゴール地点が享受という所か。
LD >> ああ、そうそう。それそれ。良守は伝統を壊すつもりで烏森を閉じようと考えていたわけだけど、実はその“伝統”そのものがずっと烏森を閉じる計画で進められてきて、良守の代でその悲願が完全に一致した……っていう偶然が逆にいろいろ見えなくしている気もする。でも、それがテーマだったりもするw
LD >> だから、スタート時は、この物語の最終回は、いろいろあったけど、やっぱり今日も結界師やってますみたいな想定は、僕とルイさんの中にはありましたよね。
ルイ >> 良守が最後大人びたのは、戦いを経たとか強くなったとかではなくて、俺が俺が、で全てを背負おうとした中で「連綿と続く流れの中で役割を担う」ことを果たしたからかもしれない。おい、枯れすぎっぞ!w
ルイ >> ありましたね。ここまでこの世代で全てを終わらせるビジョンを描けなかったせいもあるけれど。
LD >> だから、その時点の想定でいくと、良守が烏森を閉じようといろいろ画策するけどどれもうまくいかず、結局、自分の代ではダメだけど自分の子か孫の代にはその願いが遂げられるかもね……くらいの状態になって「僕らは今日も結界師…」くらいの感じだと、まずイメージどおりになる感じです。
ルイ >> ああ、うん、つまりそれが「全能感の喪失」という物語とリンクをしているのか・・・?>伝統を壊すつもりが、伝統そのものが〜
LD >> >「連綿と続く流れの中で役割を担う」|うん。でもそれがテーマだし、それは最初から観えていたんだ。だから一貫しているんですね。
ルイ >> 最初の「役割」はあくまで受身で、「やらざるを得ない」ものなんですよね。毎夜烏森を見まわる、みたいなものは。
LD >> >おい、枯れすぎっぞ!w| ちょっと分かってきたけど、烏森が閉じれず「役割を担う」事だけ自覚したら、本当に“枯れた”話しだし、それはかつてのじいさまの話にもなるんですね。で、連綿と続いた物語のクライマックス=最終フェーズを物語の中心に添えたんだけど、返って枯れた景観を強調する事になっているというかw
ルイ >> 全てできると思っていた事は、全てはできなかった。しかし自分が励んできたからこそ果たせた部分もある。結果そこから解き放たれたのなら、菓子職人となる夢を抱かなきゃ損じゃないか、か…お菓子趣味もここで活用する為の下準備ですね。なんたる…
ルイ >> ほんの少しづつ解決していくけど…という程度だと、枯れよりも日常モノとしての側面が強調されるかもしれないですね。ただ今回ものの見事に「様々な思惑の末に」決着をみると、自分の矮小さが際立つ。ただ、もちろん、重要な任務を果たしてるんですよ?良守も時音も。しかしその描きは淡白なのだ…w
LD >> うん。大分、腑に落ちてきた。お母さんはともかく、結界師の継承者の印が消えた時の良守の気持ちはかなり分かる気になってきた。
ルイ >> 非日常で得たEXPを帰還した現実に継承していかない感じに、僕の「ジュブナイル感」みたいなものと共鳴するものがあるのだな。抱えているのは精神のみ。
LD >> 少年マンガなのに、少年が自分一人の力で何かをやり遂げたみたいな…そういう万能感をとことん満たしてくれないんですよ。この『結界師』のラストはw
ルイ >> や、EXPはしょうか。ステータスが戻るw
ルイ >> それが「少年が大人になる」描きとリンクしているという事ですよね>万能感、全能感 良守が結構底なしパワーという方向に一度描いておきながら、最後にそれをお母さんがかるがると凌駕していくところも凄く示唆的。ってなんかこの思索、もうちょいちゃんとした場でちゃんとまとめれば良かったw面白いw
LD >> でも、『結界師』全体の感覚はつかめて来た気がします。成程。そういう話か。
LD >> sajikiさんと『結界師』のラジオをやりましょうという話をしているので、そこで一度まとめましょうか。
ルイ >> 難しいお題のラジオだなあw
LD >> 一応、僕は最初から全部読んでからやるつもりです(汗)>『結界師』ラジオ
ルイ >> 何に疲れたのかって、小学館漫画賞を受賞するほどの作品を「どういう作品なのか」でウンウン唸っていたというこの無様よ。

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