■[アニメ諸評][ストレンヂア] ルイ >> ☆☆☆☆☆:えーとアニメ好き必見。萌えなし媚びなしエロなし!西部劇的時代劇!これまで観てなかった事を悔やんだ!映画館で観るべきだった!畜生!以上! <2008/06/06 18:33> [返] [削] |
■[今週の一番][5月第4週:ギャンブルフィッシュ Fight:フェロモン] LD >> ■2008年05月31日<F:Goldenrod><B>LD >></B></F> http://sky.crawlers.jp/index.html どうしようかなあ…「スカイクロラ」…<F:Goldenrod><B>LD >></B></F> …なんか「ナルト」のスタッフっぽい?ってか西尾さんだか。<F:Tomato><B>ルイ >></B></F> まあ、だから岸田先生はジャンプ巻末でスカイクロラを騒いでた… <2008/06/05 20:52> [返] [削] |
■[アニメ諸評][空の境界] ルイ >> ☆☆☆☆☆:(一章・俯瞰風景)原作者「奈須きのこ」の特別なファンではないと思っているし、原作も未読です。原作が手元にあるのに読まないようにしているのは、アニメを評価する時に、なるたけ普通に構えたいから。勿論原作買ったのが1年前などと言うなら、普通に先に読みますよ?調整次第でどうにでもなる差しかなかったから、そうしたんです。・・・と、大事に大事に「原作知りません」という位置を守り通してきたものの、正直な所1度でも奈須きのこ作品に触れていれば、真の意味での「初見」感覚は得られないという事に、一章を観て気付きました。それはつまり、この方の作品には通底する部分がしっかりと存在する(人はそれを「作家性」と言いますよね)という事になりましょうし、しかしこれが純正の奈須作品ではないという点に注目するなら、僕にその通底の実感を与えたのだから、このアニメ版もまた、原作世界をちゃんと汲み取っている、という事になるのでしょう。作品テーマが繋がっているかどうかは7分の1?だけに実はわかっていないんですけど、精神が・・・イメージで言葉を紡がせてもらうと、『精神の風景』が「Fate」を遊んだ時とほとんど同じ。特に主人公格の男(シキという女の子が主人公だとは思うけど・・・)、コクトーくんが口にする「もしもの話」。要約すると「ウィルスもちの自分が死んで100万の命が助かるなら、自分は死ぬ。でも、それは弱さなんだろう」。・・・どこをどう考えても、Fateの主人公、士郎エピソードの言い直し。状況的にはコクトー君のたとえの方が「是非もない」(つまり、たとえ死んでも・・という意志の問題どうこうじゃなく、自分が生きてたら100万死ぬし、自分が死んだら100万助かるという明確な線引きがされてる)ものではあるんですが、結果的にその「自己犠牲的な英雄精神」を一歩足りないものとして見つめている視線は同じ。既に弱いと言い切っちゃってる分、このコクトー君の方が人間としては出来上がってるんでしょうけど・・・。とにかく、奈須きのこ作品でした。原作未読で言うのも説得力皆無ながら、原作ファンは安心して観ればいいのではないですか(本当に皆無だなw)。奈須作品完全にノータッチの方は、一応大切な「ファーストコンタクト」になるのですから、じっくり考えて選ぶといいと思います。多分、文字のメチャクチャ多い小説か、Fateのようなノベルゲームの方がいいんでしょう。その核を掬い損ねないだろうから。・・・・・・・・作画としては、ufoテーブルお見事でした。線を統一させるのは固定ファンがいる人気作ゆえの配慮で、それはアニメーターの暴走を生まない→作画好きにはちょっと残念だったりもするんですけど、ufoなちょいロング目のレイアウトが作品の色にピッタリだったり、水・煙・光といったエフェクト系の表現に「らしさ」が全開だったりしたので、これもまた立派な「ufo作品」と呼べるでしょうね。作画的に良かったのは、シキが片手でハーゲンダッツを食べる動きと、屋上での戦い一連・・・特に、屋上から少し低いビルに飛び移った時の滑り→踏ん張りが良かったなぁ。原画には木村豪さんなどのufo組に加え、崎山北斗さんなんかもいらっしゃいました。…崎山さん多分設定画を全力で崩す人だから、こんな管理された作品には向かないと思うが・・・wせいぜい、ここのふんばりか、最後の敵が堕ちるあたりしか当てはまらないような・・・ま、いいか。多分意識的に「屋上」というシチュエーションと「俯瞰」を合わせてきているんですけど、それがユーフォ印レイアウトによって全力描写されているというのも、映像作品としての美しさに繋がっていて、素晴らしかったと思います。これまでこのビルで自殺した娘たちは「浮遊してみて」落ちちゃったから死んだんだけど、このシキは明確な意思をもって「飛行」したから、その先に待つのは固い地面じゃなく、少し低い屋上なんですよね・・・って、作家とか作画とか演出とか、色んなものに注目しすぎてゴッチャゴチャになっちゃいましたが・・・ワザとですスイマセンwこういうダダ長いの好きなんですw・・・それくらい情報量がある作品だった、という事です。とはいえ、情報量=観辛さにはなっていない。奈須きのこ作品にしてはセリフも絞り込まれてますし・・・これはオススメの作品。是非是非。 <2008/06/04 05:35> [返] [削] |
■[アニメ諸評][紅] ルイ >> ☆☆☆☆☆:(9話まで)口を開くとすぐ仕草と作画の話をしてしまうのですが、当然そこだけを観ているわけではないのです。ただ、最近自分の中でホットな、詰めるべき部分がそっちというだけで・・・とか言い訳こいていたら、作品としての「紅」に全然触れてない気がしたので1度書こうと。この作品は、世界の中で人はいかにして存在を実感し、充足感を得られるか・・・そういう作品だと思っています。主人公・真九郎は幼い日に、降って沸いてきたような不幸によって両親を失った。家族がいない、誰も彼を世界に定着させてくれなかった中で、真九郎を「この世に送り出してくれた」のは紅華さんだったから、彼女に認められたい、そこで生きている実感を得たいと体を鍛え、依頼を受ける事にし、己の足りない分を改造のような事をしてまで補おうとした。・・・一方の紫は、近親相姦という禁忌で血を繋いできた名家にあって、生まれながらに戸籍もなく(社会的には「死」ですね)未来に血を繋ぐ為だけに存在していた。彼女は彼女で、その「生まれた時にもっていた役目」ではない、彼女だけの、彼女自身が得たものに、生の実感を得たかったんですよね。・・・そんな欠けた、求め合う同志が、縁あって「五月雨荘」という、狭くボロいながらも暖かい屋根の下で出会ったと。・・・その1つのゴールが9話のキスシーンだったわけですが、何か、あそこまで「キス」それ自体に意識がいかなかったキスシーンは、アニメでは記憶にないかもしれない。清らかなキスシーンというか、あそこに少しでも不純な感覚を抱いた人は・・・シネばいいのに!(こらこらw)ってのは大袈裟ですけど「それはないわ・・・」と思ってしまうほど、グッとくるシーンでした。 ここから、物語はクライマックス。真九郎は「強さ」について、トラウマからか少し歪んだ感覚をもっているようで(強ければ両親の死を忘れられる、あるいは、既に得ている腕の刃も「弱さ」の象徴にしている)そこをどこまで紫の存在がほぐせるか、という所でしょうか。改造を望んだ時の気持ちに逃げがあったとしても、今あるその力を紫の為使う事は、決して恥ずかしい事ではない、弱さに向き合う強さだと僕は思うなあ・・・。 <2008/06/02 05:41> [返] [削] |
■[アニメ諸評][KITE LIBERATOR] ルイ >> ☆☆☆:梅津泰臣さんが原作・監督・脚本・キャラクターデザイン・作画監督・絵コンテ・演出を(!)を手掛けたOVA。梅津さんと言われて僕が咄嗟に思い浮かぶのは・・・何せ作画視点をもって1年あるかなしかの素人、「Zガンダム」のOP、ミサイルをシールドで受けて、煙からマーク2が出てくる所!アレは子供ながらにかっけええ!と思ってたんだ!・・・と、とにかくそんな有名アニメーターである梅津さんのセンスが凝縮された、梅津印の一品。OVA天国だった80年代には、きっとこういう作品が多かったんだろうなあ・・。とにかくシンプルに、エロくてグロい(笑)。あくまで一般向け作品という事でご本人抑えていらっしゃったようです。でも「アニメーター 本性見たり エロとグロ」なんて句は浮かんできましたよ?w(あと、爆発と格闘な!)丁度少し前に観ていた「エルフェンリート」が、ARMS制作作品で、1話に梅津さん・りんしんさん(本作にも参加)がいて・・・そこのAパートのグロシーンと感覚が同じなので、ああ、これが梅津センスか、などと思ったり(りんしんセンスはパジャマ脱いだとこかな?w)。物語としては、ラストの余韻をもたせる終わり方が・・・嫌いじゃないけど「えーと、それ以前に、オチてないですよ梅津監督!」と思ったのも正直なところwまあ、その辺は予め許容するつもりで、約1時間の作画OVA&井上麻里奈ヒロインのはんなり京都弁を楽しもうとして観る分には、普通に作画萌え京都弁メガネっ娘萌えの、健全な「OVAらしいOVA」です(笑)。話無視なら、☆1つ増やす方向で。井上さんは東京の方ですし、彼女の京都弁ヒロインなんて多分最初で最後のチャンスとも思えるので、声優オタ的視点からもオススメできると言えましょう。作画的には、梅津・金子秀一さんの作監を筆頭に、うつのみや理、竹内哲也、石原満、金子拓、石浜真史、小島大和、グレンラガンの作画の鬼でも登場した赤井俊文(継承略)etc・・・と豪華。ただ、なんでしょうね?「作画アニメ」と言い切りたくなるほど作画に特化しているわけではない、さりとて前述したように物語としては・・・という事で、言いようによってはどっちつかずの作品と言えるかも。個人的には、どっち方向でも一定以上に楽しませてもらったので、何にも文句ないんですけど。その辺、同様に「どっち方向でも」受け止められる人が観れば、同じくらいには楽しめるのではないでしょうか。 <2008/06/02 05:12> [返] [削] |
■[アニメ諸評][マクロスF] LD >> "☆☆☆☆:(8話まで)少し観方が分った気がします。まあ、そもそもの見所はシェリルやランカのステージだったり、バルキリーだったりもっとビジュアルなものだとは思うんですけど、ストーリー描写としては「マクロス」の設計を再構成しながら「戦争のある日常」を描いているなあという気がしています。ここらへん日常と非日常は線引きができないのでイメージになりますが「マクロス」の時はもっと緊急事態的だったし「マクロス7」は戦争に対してはもっと否定的に思えます。「プラス」が一番近いんでしょうけど、あれは戦争は起きていなかったしね。あとこれは制作者が意識しているかどうか分らないけど、これは移民という長い物語の中にいる話なんでそこらへんの感覚が上手く下地として敷けていると良い感じの物語になるのではないかと思っています。&" <2008/06/02 05:04> [返] [削] |
■[アニメ諸評][ドルアーガの塔] LD >> ☆☆☆☆:(9話まで)この作品、なんか妙に惹きつけられて観ているんですが…今回ちょっとやりたい事が見えた気がしました。…というか前回、主人公のジルは「あなたは三度裏切られる」と予言されましたんですが、これもやりたい事の一つでしょうね。…で、今回なんですがニーバ・パーティのカリーが死んだんですね。突然、フラグなしで。(生きている可能性あるのかなあ?殺す気のパズズの目の前で倒れて?)第一話で散々、フラグ立ち…やその手のヒロイック・パターンをちゃかしておいて、実際にキャラが死んだら情報の確認だけしてニーバはさっさと上を目指す…。いや、ちゃかしたって事は“やらない”か、殊更に“やる”かのどっちかだとは思ったんですけどねw「冒険」という言葉の本当の意味を描いてくれる作品は好きです。さて、次回なんとなく“夏”が終わるのでみんな撤退してしまうような…?それでもし次の“夏”(5年後)まで待つと主人公21歳ですね。さて、どうなるんでしょうかw <2008/06/02 04:40> [返] [削] |
■[ハンター×ハンター通信][ひたすら待つのみ] ばぶい >> どなた今後の連載について、あるいは単行本について知っている情報がありましたら教えてください。… <2008/05/31 11:50> [返] [削] |
■[電視の部屋][漫研10周年祝辞(?)二十面相の娘チェック] ルイ >> <IMG:20080530081256.jpg>突然君が居なくなった 受け入れたつもりで眼を閉じた♪ 本日は、このサイト「漫研」様が10周年を迎えられたという事で、日頃の感謝を込めて<B>アニメ「二十面相の娘」をご紹介したい</B>と思います!・・・。・・・?何かこう、日本語として決定的なまでに繋がりがないような…?いや、画早c <2008/05/30 08:35> [返] [削] |
■[閑話喫茶][「漫研」開設10周年] LD >> 「漫研」を開設してから10周年となりました。10年間、飽きもせず、よ〜もまあ続けて来れたなあ…と感慨深いものがあります。これも日頃よりこのサイトの運営にお付き合いいただいている皆様のお陰だと思っています。特に開設に携わってくれたGiGiさんと、2005年頃よりずっと「今週の一番」に参加してもらっている… <2008/05/28 21:42> [返] [削] |