| ■[アニメ諸評][みなみけ] ルイ >> ☆☆☆☆:(全13話)顔文字は汗にしましたが、この汗は別スタッフによる次作「おかわり」の方に向けてです。いや、「みなみけ」という作品を表現するにあたり、テンポといいレイアウトレベルからの作画といい、かなり理想的・・・というか、ドハマリだったと思うので、次にやる別スタッフのプレッシャーは半端ないなと。いっそ清々しく「ねりねり動くアニメ」にでもしちゃった方がいいかもしれない(笑)。・・・キャラでいうと、長女次女三女に各自くっつけた「ほさか先輩」「球蹴り番長」「マコちゃん」で十分に回転力を得ていたため、1クールに敢えて冬馬はじめもう1つ南家なんて要るか?という思いはあるのですが、1クールを意識して構成を考える→キャラを引き算する なんてのも、このみなみけにはそぐわないんでしょうね。この辺毎回始まる前の冒頭ナレーション「この物語は〜過度な期待はしないでください」が機能していて、こちらも「物語」としてのハードルは極端に下げて、単にキャラの回る回らないで観ることができた気がします。さぁて、「おかわり」ですよ。目が大きくなるみたいだけどwどうなるかな!? <2008/01/02 04:12> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][デルトラクエスト] ルイ >> ☆☆☆☆:(第52話・七つの宝石の輝く時)・・・「なんだかんだいって、ちゃんと4クール観てきて良かったな」と感じさせてくれる話が続いていますね。途中の退屈な時期も、全て思い出として演出にエネルギーを与える、かなり理想的な4クールアニメだったと思います。って最終話次回ですけど。漠然としていつつも、明確な構成がいいんですよね、この作品。初期〜中期、明らかに物語を引っ張るエースは紅一点のジャスミンで、その見立て通り武術大会に勝ち抜いたり、リーフ&バルダの危機を何度となく救っていた。けれどリーフとバルダが成長するにつれ、そのジャスミンのエネルギーはかなり健全に彼らに流れ込む形がとられ、気付くとジャスミンは「リーフ!(喜)」「リーフ!(哀)」「リーフ!(楽)」「リーフ!(心配)」・・・といった反応をする、リアクション担当『お姫様キャラ』になっている。終盤ジャスミンが捕らえられたりするあたり、まさにその「関係図の変化」を象徴していて、心地良かったです。で、今回のエピソードに関しては、人によっては「出来事だけ追っかけた急ぎ足で淡白な回」と感じる人もいるかもしれません(ベルト完成→銀河万丈大王速攻打倒→国復興開始、ですから)けど、元々デルトラってそういう「ちょっと離れた所からの、透徹とした視点」が窺える作品だったので、個人的にはしっくりくる・・・という控えめな表現に留まらず、正直「凄く好きな回」でした。演出やセリフが極端に絞り込まれて、俳句のような美しさになっている。多分原作にあまり手を入れてないんだろうな、という気もするんですが・・・端的に象徴しているのは「エンドン王」と「バルダさん」ですね。3クール以上鍛冶屋ジャードと偽ってきたエンドン王については、退場の仕方がすっごく綺麗だった。彼は死んでしまうのだけれど、彼自身の口で死ぬ前に玉座に座り「幸福な結末」と口にするんですよね。小さい頃から波乱に富んだ物語が好きだった。そういう物語は、幸福な結末を迎える事が多いから好きだ、と、これから死ぬ人が言っている。自分が死ぬことすら「デルトラにとっての幸福な物語」と自己宣言することで、リーフたちがどれほど救われ、この物語自体もどれほど救われているか。そして我らの愛すべき3枚目→奇跡の二枚目へとクラスチェンジを果たした愛しい愛しいバルダさんも、何も言わず墓参りを済ませる所から描写が始まる。前回のエピソードでバルダさんは宝石の力を借り、かつて守れなかった母親と邂逅し、悔いを払拭し、怪鳥アクババを一刀両断(これはバルダさんスキーにとっては、涙が出るほどの名シーンですた!)した・・・このエピソードで積み上げたものに自信があるから、ここで「母さん・・・」と呟くor頭の中でしゃべる事すら、既に作品として蛇足なんですよね。何も描写されてないけど、エンドン王の墓だなんて、誰も思わないわけですよ。・・・と、いう風に。この辺の研ぎ澄まされた脚本が美しい回でした。バルダさんをはじめ、4クールを経たからこその輝きを見せる「育った」キャラ。愚直に強さのインフレを見せず、ただただ宝石を集める事にエピソードを費やしてきたからこそ、宝石を並べる時の各回想は等価に輝きを持つ。いや、良いと思います。好きです。インフレに支配されがちな日本ファンタジー文化では、なかなか味わえない領域じゃないですかね。素晴らしかった。 <2008/01/02 03:58> [返] [削] |
| ■[閑話喫茶][謹賀新年] LD >> 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。今年の5月で「漫研」も開設か… <2008/01/01 14:41> [返] [削] |
| ■[今週の一番][Re:2007年今週の一番まとめ] LD >> 明けましておめでsとうございます。2007年のまとめご苦労様です。結局、今週の一番の編集が年を越えて… <2008/01/01 14:28> [返] [削] |
| ■[今週の一番][12月第4週:ハイド&クローサー 第1劇 解禁] LD >> <2008/01/01 12:48> [返] [削] |
| ■[娯楽のハイエナ][「カブトボーグ」データシート] LD >> お疲れ様です。僕も気づいた事があれば書こうと思います。 とりあえずデータシートを貼っておきます。 … <2007/12/31 12:15> [返] [削] |
| ■[娯楽のハイエナ][カブトボーグを真面目に評価するハイエナ〜人造昆虫がやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!〜(いち・・・ジョ!序文に代えて)] ルイ >> 2007年、個人的には最大の出会いだった「人造昆虫カブトボーグV×V」。最初に出会った時はご他聞に漏… <2007/12/31 07:23> [返] [削] |
| ■[今週の一番][Re:2007年今週の一番まとめ] ルイ >> お疲れさまです。普段は別に考慮してない(・・のは、俺だけか?w)のに、年通してみると、四誌それな… <2007/12/31 03:12> [返] [削] |
| ■[映画諸評][SAW2] LD >> ☆☆☆☆:(ジグソーってお金持ちだなあ…)面白かったです。でも刑事さんに仕掛けたゲームはこれまでの「ジグソーのゲーム」とは違うものに思いました。答えは目の前にあるって事では同じですけど…ちょっと意地悪問題というか、最初から答えを見せているのに、それを実行できないところを嘲笑うって感じではなかったなあ。相変わらずラストシーンで「この情報からここまで辿り着け!」みたいなフラッシュバックをかますんですけど、それは無理じゃない?って気はします。や、でも面白かったです。 <2007/12/30 16:46> [返] [削] |
| ■[今週の一番][Re:2007年今週の一番まとめ] 備品 >> GiGiさん集計お疲れ様です。今年も、漫研的にバランスのとれた結果ですね。アイシールドの最後の追い… <2007/12/30 15:26> [返] [削] |