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今週の一番

連載中のマンガ雑誌の感想掲示板です!
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#513 Re:2007年今週の一番まとめ (#509) 投稿者:LD [2008/01/01_14:28]
明けましておめでsとうございます。
2007年のまとめご苦労様です。
結局、今週の一番の編集が年を越えてしまったLDです。m(_ _)m

さて、集計を見て僕が思う事は雑誌毎の一番獲得回数は妥当な数字にも思えるのですが(去年から引き続き)やはりややチャンピオンという雑誌が弱くなっているな?とは感じました。今「漫研」内でプッシュされている「ギャンブルフィッシュ」「冥王神話」それと「ストライプブルー」あたりは他誌と比してもひけをとらない連載かと思いますが、その他の連載…僕は「フルセット」や「マイティ・ハート」、「侵略イカ娘」とか好きですが、どうしても小粒ですね。比して他誌はぞれぞれに層が厚く思います。
…あ、いや人気や発行部数ではチャンピオンの“一弱”ははっきりした話なんで、これはあくまで「LDのスカウター」で覗いた強さの話ですけどね。一頃は「人気最下位でも明らかに一番面白い雑誌!」と思っている時期もあったのですが、今は4位で妥当(すなわち一番獲得数10回も妥当)と思えてしまうのは残念ですね。…「ドールガン」の出口先生とか帰ってきてくれたら「ギャンブルフィッシュ」とすごくいいツートップになるような気がするんですけどね。…あと「殺戮姫」とかw

逆にサンデーの方は大分盛り返してきた(ジャンプ、マガジンと肩を並べる)ように思います。元々、中堅以上の作家さんの遊び場でその隙間に新人さんが入るような雑誌なんですけど、このレギュラーに「ブリザガ」の後半で作風に迷いがなくなった鈴木央先生が入ったのが大きいですね。…「ブリザガ」の後半は画でねじ伏せるような作劇が増えたというか。元々、凄い才能の人だと思うんですが、それが良い方向に伸びている気がします。
それと去年からですけど「ゴールデンエイジ」の寒川先生と、「ギャンブル」の鹿賀先生。唯くんとマサルは、マンガとしてどこまで行くのか見てみたいキャラクターです。寒川先生はかなり設計図のはっきりした人で(イエロウ系というか…)安心して読めるところが凄い人です。鹿賀先生は設計図がはっきりしているかどうかは分かりませんが、明らかに「見えているもの」がある人なので、作品としてこの「ギャンブル」がどこまで行くのか興味があります。
…以前、は才能の多くは(それが育つかどうかは別にして)ジャンプに流れて行くように感じていたのですが、今、その流れが次第にサンデーに傾きつつあるように思えますね。繰り返しますけど「LDのスカウター」としてですけどね。
マガジンはあれですね。流れというか相変わらず編集が掘って水脈当てて、限られた水源でどれだけ豊かに暮らせるかって事を練っている人たちで。いや、そういうのは一番強い部族なんですけどw

そして「アイシールド」の年末の追い上げは納得の一言です。最初にトーナメント表を見たときはストーリーラインがイメージできずに、何でこんな組み上げにしたんだろう?単に奇を衒った?などと考えたものですが、それらの疑問をキレイに解放された時は衝撃が走りましたね。短いストーリーの構成を決めつつ、長いストーリーの構成も決めるという、やはり凄い連載なんだと思います。

こんなところでしょうか。それでは今年もよろしくお願いします。

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