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■[アニメ諸評][瀬戸の花嫁] ルイ >> ★★★☆:(OVA 義) んんん・・・「仁」の方が面白いかな?3話のメイド服サービス回を除けばこのOVA「仁」「義」共通しているスタンスがあって、ほか3話は新キャラ登場回の側面も持っている。でも、この作品明乃が出たあたりで(正直言えば、明乃すら要らない。ラストアマゾネス時点)世界が確立しきっていて、手を広げる事が上策とは思えない。原作読んでないのでわかりませんが、新キャラに頼って展開広げていくよりは、今あるキャラと向き合っていった方が面白いものが作れるはずだ、と思うんですよね。勿論、新キャラ=悪いという話ではなくて、新キャラを「既にある構造にどこまで溶け込ませられるか」という話で・・・物凄く単純な比較をすれば、「仁」の1話目に出たラオウみたいな番長は、主人公永澄さん(は!?尊敬の念?からかさん付けしてしまう!orz)の百戦錬磨の受けが「受けきっている」。こうなると瀬戸ワールドの中にすんなり納まると思うんですが(人間版オクトパス中島みたいな感じ?w)最終話のサータンまでいくと、全てのキャラが同質の恐怖リアクションを返すしかない普通のミュータントで・・・こうなると、折角のキャラクターが死んでしまう。この類の作劇を繰り返していくと、折角中心の永澄&燦の夫婦愛で受けきっていた核のしっかりした構造が、崩れかねない・・・まあ、つまりはサータンでもって評価が下がってます。永澄と燦の存在感が、面白さに比例する作りだって事ですね。  <2009/02/10 11:08> [返] [削]

■[アニメ諸評][三作目を批判するって誰にでもできそうやん?] ルイ >> ★★:…でも、だからこそ難しい(笑)。「昔は良かった教」がある事を知っていると、内実が異なるつもりでもパッと見同じ事を言おうとするとき、過度の自制心と疑念が発生してしまう。それを乗り越えて書くというのは、存外に勇気というか覚悟が必要なものです。・・・つまりお疲れ様でした(笑)。  まあ近い評価ですかね。正直言って、作画と背景にも足りないものを感じているんですが・・・。一作目のようにレイアウトに凝って描き方で「場のリアリティ」を出すやり方にシフトしているんですけど、その割に場の捉え方が異様に甘い。黒モブが批判されたからといって、黒モブのいた所を描き込みの浅い背景に代えれば成立するものでもない。描写・演出の地味さとキャラクターで「まわす」意識の乏しさが相俟って、妙に情報の無い作品になってます。・・・この情報というのは、別に高尚なテーマとか激動の展開って話じゃないんですけどね。画面・30分全体の「情報量」の話。・・・まあ総じてペナントレースの消化試合みたいな様相を呈している本作なんですが、一応これまでの積み上げでキャラクター自体は成立しているので、何をやってもまあそれなりっていう・・困ったさんな「みなみけ おかえり」の明日はどっちだ。「5の2」を観らからハードル上がってるかもね?という自分への疑念を軽く入れておられるLDさんですが、まあ関係なくダメなんじゃね、と配慮の足りない僕などは言ってしまうw  <2009/02/10 10:53> [返] [削]

■[アニメ諸評][みなみけ おかえり] LD >> ★★:(6話まで)………足りないですね。ある程度の作画と、これまでと変わらないキャスティングで、おそらくそこそこの満足は得られるとは思うんです。実際、僕はそのレベルの満足はしていて(…なんかちょっとマコちゃんこと森永さんに違和感が…)6話までけっこう優先して観ているし、殊更にこき下ろす気もおきないんですが……でも、足りないですね。薄い。「先生と二ノ宮くん」のような遊びゼロ、まだ冬木を出して謎の違和感を覚えさせてくれた方がいい。所作に関する心配り…まあ無いとはいわないけど極少。絵コンテの愉しさ極少。キャラ関係の変化の面白さゼロ。6話までに冬馬かマコちゃんの立ち位置の変化を示唆する回があっても良さそうなもんですけど…まあ、これは「いじるな」と言われるんでしょうね。なら、最初の話に戻って「先生と二ノ宮くん」で遊ぶようなアイデアが欲しい。要するに総じて“無策”。「5の2」の仕事を観た後だけに無策っぷりが際立ってしまっています。(う〜ん、結局、こきおろしてしまった。でも次週も観るんですけどね多分)  <2009/02/10 01:55> [返] [削]

■[アニメ諸評][宇宙をかける少女] LD >> ★★★:(5話まで)ルイさんの感想にある通り、視点が定まらないアニメですね。多分、レオパルドの事を面白いな…って思えば食いつけるんですが、その為にはもっとレオパルドを出して欲しいですね。つまり、レオパルドの独立支援端末…とかに見えるんですが“ほのか”という娘を出すならレオパルドの人格を延長した何か…を出して欲しいかな?(こいつには“引き籠り”という設定を与えたいのだろうなあ〜と見つつ)それと主人公の女の子(秋葉)は、ものっそ簡単に犯罪+戦闘行為に荷担するんですよね(汗)いくら巻き込まれ型とは言え、ノータイム過ぎない?とは思いますね。…ニュータイプなんでしょうか?w同じく、秋葉を追う捜査官いつきもどっか感覚がおかしい…もしかして、ロボット?とか思ったんですけど……どうもそうではない?……とみせかけて?とかいろいろ考えちゃいますね。そんなワケで何か変な感覚のアニメなんですけど、全体のクオリティは低くないし、そこら中に散りばめた謎が気になってわりと観てしまっていますね。  <2009/02/07 20:57> [返] [削]

[今週の一番][1月第3週:ストライプブルー 第86回「勝負師」の巻] LD >> ■2009年01月24日ルイ >> ヽ(゚д゚)ノ久々に一番だぞー!おー!ルイ >> 生前僕が行っていた、一番恒例の歌詠みを行わなければね(マンソン時空ルイ >> えー。えー。えー・・・・・・←NHKの俳句番組の影響を受けたものの、何も浮かばないLD >> |ω・`)ルイ >> 厳島 鷹子浮かびて 引き沈み ...(´З`)チュッ    るいくん心の俳句LD >> |ω・`) 。o(…歌詠み?)ルイ >> この歌はですねえ。どういうものかと言いますと・・・日本三景の一つとまで言われる厳島神…  <2009/02/06 00:55> [返] [削]

[娯楽のハイエナ][ハーレムメーカーと、並列ヒロイン構造] ルイ >>  そういった恋愛ゲーム発展の中の1つに“無根拠な恋愛原子核存在のまま、ヒロイン1人1人の重みを持った物語を全て処理していく主人公”という存在への自覚的な問い掛けがあり、それがゲームサイドからの「ハーレムメーカー」に繋がった、と考えています。 まず段階として、無根拠な恋愛原子核という存在の違和感を解消しようとしたら、当然根拠を与えますよね(根拠型恋愛原子核)。「何故か」の「何故」に理由を与えるという事ですが、その根拠が外部から与えられたものの場合(顔、血縁、女神が応援w…エトセトラ)、恋愛原子…  <2009/02/03 04:17> [返] [削]

[娯楽のハイエナ][主人公に観る恋愛ゲーム20年史と、問い掛けること] ルイ >>  まず前提として押さえておきたいのは、エロゲーは「物語ありき」ではなかった、という点。関係性動く所物語あり、などと美しい事を言われてしまったら困りますが(笑)当時容量も少なく、かつHなCGを大量に収めなくてはいけなかった以上、エロゲーが「過程」よりも「結果」(つまりH)ありきの作られ方をしていたのは事実です。この前提は、ゲームサイドから並列ヒロイン構造、ハーレムメーカーといった概念を読み解く上で(そして現行のラブコメの多くが、恋愛ゲームからの影響を受けている事を考慮に入れても)相当に重要なものだと思ac  <2009/02/03 04:09> [返] [削]

[娯楽のハイエナ][ハーレムメーカーと恋愛原子核(ゲーム視点編)] ルイ >> 長すぎて推敲とか出来てません!スイマセン!orz 最近ここで語られる事の多い「ハーレムメーカー」(と、それに呼応して登場させた「恋愛原子核」)についての考察を、実例を交えて少々。まだ思考段階なので、そんなに纏まっていない…でもとりあえず、叩き台としたいところです。予め断っておく事としては、僕は「ハーレムメーカー」と「ハーレム構造」をさほど繋げて考えていません。ハーレム構造それ自体は、恋愛原子核状態に生まれる事も多いでしょうし…直接の因果関係は認めていないんですね。じゃあ呼称を変える、というのもメc  <2009/02/03 04:05> [返] [削]

■[マンガ諸評][かりん] ルイ >> ★★★★:(全14巻)傑作アニメ「ネットゴーストPIPOPA」の木村監督&山田脚本コンビの原作ということで、アニメと併読して色々確認する為だけに・・・つまり「アニメの為に」読み出したんですが、気付けばアニメ置いてけぼり。漫画だけ読了。この作品、やっぱり構造が見事。構造ちゅか、ちゃんと言うと、生み出した構造への自覚が素晴らしい。凄く単純な事で、しかしながら難しい事だと思いますが、日常に何らかの非日常のエッセンスを一滴振り掛ける事で「物語」を駆動させるとするじゃないですか。超能力でも、なんでもいいんだけど。でも、その一滴の雫は、作品世界そのものに波紋を与えるはずなんですよね。想像力が欠如していると、その波紋を途中で封じ込めてしまうのだけれど、この作品はラブコメの体裁を保ちながらも、かなり自覚的に「増血鬼」という酒の席で生まれたような、ふざけた一滴の生み出す波紋を追いかけた。これはどういう事なのか?この事でどうなるのか?と…作者が巻末で、ネタ気味に何度も自らを「不幸フェチ」と称していて…額面通り受け取っていいものかどうか迷うけれど、多分その「不幸フェチ」が本作を良作たらしめたポイントなんでしょう。つまり真の意味で不幸フェチであるなら勿論の事、それがポジティブシンキングをしきれない人格の照れ隠しであったとしても、生まれた状況に存在する『闇』自体をしっかりと見つめないと、フェチ宣言が事実でも韜晦でも物語で不幸を強調する事は不可能なんですよね。終盤、ちょっとその「不幸フェチ」っぷりが過剰反応したか、色々と展開がギリギリなんですが・・・正直別の道も沢山思いつくけれど、まあこれもアリかな、と思います。家族の記憶を持ったまま人間として生きてもいいじゃないかって思うんだけど、多分そうなるとかりんにとって「滅び行く吸血鬼家族」を、これまでの自分の立場と正反対に「自分が取り残してしまう」と感じるはずで・・・特に妹。そこで「昼」と「夜」の板ばさみを与えるのは、せっかくウルトラC気味というかからくりサーカス的なw展開を持ち込んでまで1つの救済を与えた意味がない。その「救済」自体は正直好きではないんですけど、好き嫌いを別にすれば、これ、どんな救済があろうとなかろうと「選択」は訪れるんですよね。その辺「不幸フェチ」ですから、多分どこを歩んでも見過ごせないはずで、雨水くんとラブラブカップルになって今でも実家ともたまに交流してまーす☆実は今でも2階にいるのです☆なんてのは作家的に描いてる自分が信じられないだろうと。…じゃあ、この着地もむべなるかな。それなりに好意的です。もっとハードに追求したら、☆増えましたけどねwいやいや、良かったです。妹のアンジュが可哀想で可愛くてね。終わってみたら彼女の物語、というか「増血鬼を持ってしまった家族の断念の物語」になっていたという。で、その断念を受け止めて、雨水くんはかりんを幸せにしていくんですね。世界は全能感に満たされていない。何かを得る事は何かを失う事。・・・設定的な終盤の歪さはさておき、その倫理観は好みです。良かった。ホント、アニメのサブテキストのつもりだったんですが(笑)反省だな。  <2009/02/02 12:49> [返] [削]

[電視の部屋][Re:{{脚本チェック}}ライブオン CARDRIVER翔 LIVE 16「親子三代!チーム大漁旗!!」] ルイ >>  なかなか良い回でしたよね。個人的にこの回のポイントだと思ったのは、アイの怒りを利用して翔を中堅に持ってきた事。地区大会の頃から、チーム無敵の試合順は固定化されていて…それはちょっと、強敵相手の場合タイで三戦目まで持っていかざるを得ないという構造上、パターン化されすぎて勿体無いと思っていたんですよね。翔が負ける場合を担当したり、逆に「勝って繋ぐ場合」もあっていいだろうと。 かなり強引な流れで生み出した「順番いじり」なんですが、Aパート終了時のアイキャッチだけでなく、Bパート開始時のアイキャッチ…  <2009/02/02 06:06> [返] [削]

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