■[娯楽のハイエナ][ハーレムメーカーと、並列ヒロイン構造] ルイ >> そういった恋愛ゲーム発展の中の1つに“無根拠な恋愛原子核存在のまま、ヒロイン1人1人の重みを持った物語を全て処理していく主人公”という存在への自覚的な問い掛けがあり、それがゲームサイドからの「ハーレムメーカー」に繋がった、と考えています。 まず段階として、無根拠な恋愛原子核という存在の違和感を解消しようとしたら、当然根拠を与えますよね(根拠型恋愛原子核)。「何故か」の「何故」に理由を与えるという事ですが、その根拠が外部から与えられたものの場合(顔、血縁、女神が応援w…エトセトラ)、恋愛原子… <2009/02/03 04:17> [返] [削] |
■[娯楽のハイエナ][主人公に観る恋愛ゲーム20年史と、問い掛けること] ルイ >> まず前提として押さえておきたいのは、エロゲーは「物語ありき」ではなかった、という点。関係性動く所物語あり、などと美しい事を言われてしまったら困りますが(笑)当時容量も少なく、かつHなCGを大量に収めなくてはいけなかった以上、エロゲーが「過程」よりも「結果」(つまりH)ありきの作られ方をしていたのは事実です。この前提は、ゲームサイドから並列ヒロイン構造、ハーレムメーカーといった概念を読み解く上で(そして現行のラブコメの多くが、恋愛ゲームからの影響を受けている事を考慮に入れても)相当に重要なものだと思ac <2009/02/03 04:09> [返] [削] |
■[娯楽のハイエナ][ハーレムメーカーと恋愛原子核(ゲーム視点編)] ルイ >> 長すぎて推敲とか出来てません!スイマセン!orz 最近ここで語られる事の多い「ハーレムメーカー」(と、それに呼応して登場させた「恋愛原子核」)についての考察を、実例を交えて少々。まだ思考段階なので、そんなに纏まっていない…でもとりあえず、叩き台としたいところです。予め断っておく事としては、僕は「ハーレムメーカー」と「ハーレム構造」をさほど繋げて考えていません。ハーレム構造それ自体は、恋愛原子核状態に生まれる事も多いでしょうし…直接の因果関係は認めていないんですね。じゃあ呼称を変える、というのもメc <2009/02/03 04:05> [返] [削] |
■[マンガ諸評][かりん] ルイ >> ★★★★:(全14巻)傑作アニメ「ネットゴーストPIPOPA」の木村監督&山田脚本コンビの原作ということで、アニメと併読して色々確認する為だけに・・・つまり「アニメの為に」読み出したんですが、気付けばアニメ置いてけぼり。漫画だけ読了。この作品、やっぱり構造が見事。構造ちゅか、ちゃんと言うと、生み出した構造への自覚が素晴らしい。凄く単純な事で、しかしながら難しい事だと思いますが、日常に何らかの非日常のエッセンスを一滴振り掛ける事で「物語」を駆動させるとするじゃないですか。超能力でも、なんでもいいんだけど。でも、その一滴の雫は、作品世界そのものに波紋を与えるはずなんですよね。想像力が欠如していると、その波紋を途中で封じ込めてしまうのだけれど、この作品はラブコメの体裁を保ちながらも、かなり自覚的に「増血鬼」という酒の席で生まれたような、ふざけた一滴の生み出す波紋を追いかけた。これはどういう事なのか?この事でどうなるのか?と…作者が巻末で、ネタ気味に何度も自らを「不幸フェチ」と称していて…額面通り受け取っていいものかどうか迷うけれど、多分その「不幸フェチ」が本作を良作たらしめたポイントなんでしょう。つまり真の意味で不幸フェチであるなら勿論の事、それがポジティブシンキングをしきれない人格の照れ隠しであったとしても、生まれた状況に存在する『闇』自体をしっかりと見つめないと、フェチ宣言が事実でも韜晦でも物語で不幸を強調する事は不可能なんですよね。終盤、ちょっとその「不幸フェチ」っぷりが過剰反応したか、色々と展開がギリギリなんですが・・・正直別の道も沢山思いつくけれど、まあこれもアリかな、と思います。家族の記憶を持ったまま人間として生きてもいいじゃないかって思うんだけど、多分そうなるとかりんにとって「滅び行く吸血鬼家族」を、これまでの自分の立場と正反対に「自分が取り残してしまう」と感じるはずで・・・特に妹。そこで「昼」と「夜」の板ばさみを与えるのは、せっかくウルトラC気味というかからくりサーカス的なw展開を持ち込んでまで1つの救済を与えた意味がない。その「救済」自体は正直好きではないんですけど、好き嫌いを別にすれば、これ、どんな救済があろうとなかろうと「選択」は訪れるんですよね。その辺「不幸フェチ」ですから、多分どこを歩んでも見過ごせないはずで、雨水くんとラブラブカップルになって今でも実家ともたまに交流してまーす☆実は今でも2階にいるのです☆なんてのは作家的に描いてる自分が信じられないだろうと。…じゃあ、この着地もむべなるかな。それなりに好意的です。もっとハードに追求したら、☆増えましたけどねwいやいや、良かったです。妹のアンジュが可哀想で可愛くてね。終わってみたら彼女の物語、というか「増血鬼を持ってしまった家族の断念の物語」になっていたという。で、その断念を受け止めて、雨水くんはかりんを幸せにしていくんですね。世界は全能感に満たされていない。何かを得る事は何かを失う事。・・・設定的な終盤の歪さはさておき、その倫理観は好みです。良かった。ホント、アニメのサブテキストのつもりだったんですが(笑)反省だな。 <2009/02/02 12:49> [返] [削] |
■[電視の部屋][Re:{{脚本チェック}}ライブオン CARDRIVER翔 LIVE 16「親子三代!チーム大漁旗!!」] ルイ >> なかなか良い回でしたよね。個人的にこの回のポイントだと思ったのは、アイの怒りを利用して翔を中堅に持ってきた事。地区大会の頃から、チーム無敵の試合順は固定化されていて…それはちょっと、強敵相手の場合タイで三戦目まで持っていかざるを得ないという構造上、パターン化されすぎて勿体無いと思っていたんですよね。翔が負ける場合を担当したり、逆に「勝って繋ぐ場合」もあっていいだろうと。 かなり強引な流れで生み出した「順番いじり」なんですが、Aパート終了時のアイキャッチだけでなく、Bパート開始時のアイキャッチ… <2009/02/02 06:06> [返] [削] |
■[電視の部屋][脚本チェック][ライブオン CARDRIVER翔 LIVE 16「親子三代!チーム大漁旗!!」] LD >> (IMG:../dens/photo/cardriver090202-1.jpg) (IMG:../dens/photo/cardriver090202-2.jpg) (IMG:../dens/photo/cardriver090202-3.jpg) http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/cardliver/脚本:山田健一絵コンテ:辻初樹演出:山崎友正作画監督:伊藤智子けっしてハイクオリティなアニメではないんですが、もっと評価されていい作品だと思います。中部大会がいよいよ始まって、第1回戦の相手は、親子三代でチームを組んでいるチーム「大漁旗」だったんですが、地区大会で決勝を争った大空兄弟とは違い、おそらく再戦はな… <2009/02/02 05:43> [返] [削] |
■[アニメ諸評][Re:匿名さん] LD >> そうみたいですねw……いや、特に情報無く8話まで観て、ルナを何で殺したのか?が繰り返し焦点にされているので、あの時点で想像するとこんな感じ…?というような感想なんですよねw <2009/01/31 15:30> [返] [削] |
■[アニメ諸評] 匿名さん >> >その後日談……のようです?←えーっとぜんぜん違いますよ?オリジナル(旧作)とは無関係な設定です。 <2009/01/31 13:04> [返] [削] |
■[今週の一番][1月第2週:ストライプブルー 第85回「選択」の巻] LD >> ■2009年01月17日(IMG:../dens/photo/ef080111-2.jpg) (IMG:../dens/photo/ef080111-3.jpg)ペトロニウス >> ところで、Ef Tale of Memoriesっていいですか?LD >> 「ef tale of memories」はいいですよ。少し表現面で「奇を衒った」ような言われ方もするんですけど、僕は好きですね。ペトロニウス >> なんか、せっかくとるてあみたいな系統の見れる心理状態なんで、SF的な、例の・・・あれ、、、名前でてこない・・・スターシードの・・・・LD >> んんん…「ゼーガペイン」ですか?>SF的な浴c <2009/01/28 06:57> [返] [削] |
■[アニメ諸評][宇宙をかける少女] ルイ >> ★★☆:(3話まで)キャラクターが滅茶苦茶多い上に似たデザインが多く、しかも主人公自体が「目標がない」事自体を個性とした、巻き込まれ型なんですよね。主人公が巻き込まれ型で周りの状況も煩雑となると、どこを観れば視点が落ち着くかがサッパリわからない(笑)。どっちかをあやふやにするなら、どっちかを明確にして欲しい・・・しょうがないから、その辺の状況は暫くスルーして、とにかく少女と自律コロニーとの交感を軸とした、ジュブナイルSF(ETみたいな)として観ておけばいい、っていうかそう観ない事にはホントに視点の「無い」作品ですよねw福山潤がルルーシュ声で演じるコロニー「レオパルド」が、ありとあらゆる所で男根のメタファーを強調してきたり(レーザー発射の為に金の玉2つ、ってやりすぎだろ・・・)20世紀文化をよくわからない基準で抜き出してロスト・テクノロジー、というか「宇宙時代前の遺物」として括っているあたりが見所でしょうか。2話冒頭で出てきたジャズのレコード、チャーリー・ミンガスの直立猿人から始まってチャーリー・パーカーにアートブレイキー&ジャズメッセンジャーズ…モダンジャズの名レコードだけをえり抜いてるんですが、モダンジャズ縛りに何か設定的な意味があるとは思えないw単に作り手にとって、「そこ」が音楽的な面での、「前・宇宙時代」なんでしょう。何か全体的にそういった、作り手の半端なノスタルジーに乗っかって愉しむものなのかな?とか。 <2009/01/23 04:51> [返] [削] |