| ■[マンガ諸評][溺れるようにできている。] kichi >> ★★★★☆:(全1巻) 作者のシギサワカヤ先生によるとジャンルは「ハートフルがっかり」であるらしいこの作品w 簡単に説明しますと、妹に「日本インドア代表」呼ばわりされるくらい気弱で内向的な大学生の娘さん(三つ編み眼鏡完備w)の、はじめてのお付き合い模様を描いたラブコメディであり成長物語ということになるでしょうか。ですので、比較的ネガティブなモノローグを多用した内容という時点で合わない人もいるかとは思うんですが、私にとってはすっごく笑えつつ幸せな気持ちになる爽快な作品なのです。……え〜と、人と人とが完全に分かり合えるなんてことはないんだと思います。いやほら、人間誰しも変態さんな面があったりするものだしw でもね、だからこそ人付き合いってのは可笑しくって楽しくって、たまに通じ合えることがあると嬉しくって幸せで、でもそれが勘違いだったりすることもあるのがまた可っ笑しかったりしてw、……そういうのが人生を豊かにする素晴らしさなんだよなぁ……!と、大爆笑しつつしみじみと感じ入れてしまう作品なのですよねぇ。笑いのツボは人それぞれですので、どのくらいの人がこの作品で爆笑できるもんなのかは自信ないんですが、爆笑できさえすれば同時に幸福な感動も得られる作品という気はしてます。そんな感じで個人的にはとてもツボ!ぜひお薦めしたい作品なのです。……余談ですが、「みつどもえ」のみっちゃんといい「純真ミラクル100%」のモクソンといい……、これは来るな!「腹肉萌え」の時代が!!w <2008/12/11 03:04> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][キャシャーンSins] LD >> ★★☆:(8話まで)「地球最後の男」ネタですかねえ。…とっくの昔に人類はアンドロ軍団に滅ぼされてしまったにも関わらず(生き残りもいましたが)、キャシャーンは「“人類のため”にアンドロ軍団を滅ぼす」という使命を実行し続けた、その後日談……のようです?「灰羽連盟」みたいに最後まで観ないと意味は分からないのかも。しかし、観ていると鬱になります(汗)「人間失格」でも読んでいるような気分(汗)強い者は世界を滅ぼされてしまった事への恨みつらみを発散させ、弱い者は滅んで行く世界の中で漫然と時を過す。(一生懸命生きているとも言えるんですけどね、ここらへんは観た人の感覚次第でしょうか)そういう虚無の満ちた世界を彷徨うキャシャーンが「何故、自分はここにいるのか?」という問いに答えを見出す事ができるのか?そもそもそういう答えを出す物語ではないのか?…なんだかやたら殺されたがる、記憶喪失の自虐厨、キャシャーンの明日はどっちだ?(汗) <2008/12/10 10:08> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][撲殺天使ドクロちゃん&大魔法峠] ルイ >> ★★★☆:(両方全4巻)水島努監督らしさ溢れる萌えギャグアニメ。ちょっと★が厳しいようにも思うんですが・・・「瀬戸の花嫁」「ニニンがシノブ伝」といった作品と比較すると、ちょっとづつ「緩い」のが、水島式ハイテンションアニメなのだと思います。オーディオコメンタリなどを聞いていると、声優さんにブレスを入れないと宣言していたり、コンテから間を潰そうという意識が強くみられる。・・・のに、僕にとってはやっぱり、どうしても前述の二作と比べると「遅い」。比較対象が間違っている事はわかってるんですがwネタが単発なんですよね。その分万人誰が見ても同じ反応=普遍性があると言えるかもしれませんけど、展開やキャラクターが転がる事による、読みによる加算式の面白みは特になく、その場その場のコンテに何が描かれていて、作画や演技がどう応えるか!?という、単発勝負の世界。子供同士で笑える絵をみせっこしてるような・・・そういう意味では、童心溢れるアニメを今でも作ってるなんて凄いねスレないね、と評価した方がいいのかもしれません。「ドクロちゃん」「大魔法峠」ともにそういう意味では大差ない、同質の作品と捉えていいと思うけど、「大魔法峠」の方が応えた声優の演技は上かな。「ドクロちゃん」は絵で遊びやすい作品なんですけど、その分作画が追いついてこないと画面が軽くなっちゃって・・・小川完さんが作画してる、2話なんかは最高なんだけど。 まあ、なんか僕の中での水島努監督って、脚本家だと倉田英之さんとイメージがかぶるんですけどw(両方単発の小ネタに拘りそうな所が)・・この2人、組まないかな?良い意味で、実にしょーもない作品が産み落とされると思うけど。 <2008/12/10 03:34> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][少女セクト] kichi >> ★★★☆:(全3巻)まず私的原作評価なんですが、絵柄やシチュ作りなど極上の描写力とセンスを持っいるため、「いかに美しく描くか」を求められる百合作品としての味わいはこの上なく美味なものの、納得いく心情の変遷が描かれているとは思えず長編としてはイマイチ、といったものでした(なもんで、百合厨な私は連作短編集と割り切った上で幾度となく眺め味わったのですがw)。そんな原作のアニメ化でしたので、1巻の冒頭を観た時は期待したのですよ。お!これは原作のパーツを組み直し必要なパーツは追加して、長編としてしっかりした作品に再構\成しているんじゃないかな?……と。ですから、原作ファンとして楽しみにしてた場面やセリフがザクザク削られているのにちょっとガッカリしつつも、最終的に思信さまと内藤ちゃん二人の百合物語として完成度高ければ高く評価しようじゃないか!という心持ちで観続けていたのです。そして2巻まではかなりいい感じにまとまりそうな雰囲気を持っていたのですよね……。しかし3巻、なんだか2巻の出来事が無かったかのような内藤ちゃんの態度、展開にあれれ?と思っていましたら、あちゃー!“内藤ちゃんが思信さまラブに吹っ切れるキッカケ”という一番重要視してた部分を、思いつく限り一番安い方法で処理しちゃいましたよ……。で、でもまぁね、キッカケらしいキッカケすら描かれてない原作と比べたら……とは思えるので、「私の麒麟さんはあんな野暮言わない!」と絶叫したいのを我慢しつつw観続けてたわけですが、…………ちょw、なんでラストがまーやのモノローグなんですか……?orz いやもうね、1、2巻は明確に思信さまと内藤ちゃんの物語としてまとめようという意図を感じられたのですけど、この3巻にはそれが無い……は言い過ぎかもしれませんがあまりにも薄いのがですね……、上記したように条件付きで目を瞑ってたような部分も多かったところ、条件の部分が覆っちゃったもんですから我慢してた不満も噴出してきちゃってなんだかもう!って感じだったのでした。…………あ、あとですね、このラストで語られる心情は作品中屈指と言っていいくらいに切なく深いものだとは思えるものの、はっきり言って二人の行為中に差し込まれたシーン、月夜の下でチョコを食べるまーやの姿で充分過ぎるくらい描かれているので(麒麟さんの髪を切るシーンが並べられてるの含め、原作には無かった味わい深さでした)、言葉に直しちゃうのはかえって不粋、とも思うんですよねぇ……(1巻冒頭の言葉と重ねているっぽいのにさっき気付いたものの、しっくりくる重ね方では無いような……)。なんか、色々すごいもったい無いっては思うだけにしょんぼりでした; <2008/12/10 00:57> [返] [削] |
| ■[今週の一番][12月第1週:アスクレピオス 第10話 ありがとな] LD >> ■2008年11月29日(F:Goldenrod)(B)LD >>(/B)(/F) |ω・`)(F:Goldenrod)(B)LD >>(/B)(/F) |ω・`)。o(………)(F:DodgerBlue)(B)kichi >>(/B)(/F) こんにちわ〜 ヽ(´・ω|(F:Goldenrod)(B)LD >>(/B)(/F) |・ω・`)ノ おはようございます!(F:DodgerBlue)(B)kichi >>(/B)(/F) ちょっと今週忙しく… <2008/12/09 01:50> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][ヒャッコ] LD >> ★★★:(10話まで)ふつ〜の学園コメディ…って言いたいけど、多少、クラスメートに有り得ないくらい“濃い”面子がそろっていますね。でも非日常性というところまでは行ってない。…「あずまんが大王」をアニメ化しやすくした感じかなあ?その展開のほとんどは、折笠富美子さんの演技で引っ張っていってる印象があります。というか、この四人組、虎子がいないと本当に回らないだろうなあ(汗)これに毎回、ゲスト的に別のクラスメートが投下されて連鎖を起こすって構造ですね。やたら恩を感じてべったり懐くようになるガングロ子(?)の話が好きだったりする。 <2008/12/08 10:41> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][とらドラ] LD >> ★★★★:(10話まで)超ふつ〜の学園ラブコメ。まあ、非日常性を敢えて上げると、チビっこい大河が目茶ツヨなのと、女子高生モデルがいるところくらいか?でも、面白いです。僕の場合、主人公を「こいつはいい男だ!」と認めると、その物語の受け入れ度が違ってくるのですが、竜児はいい男だと思う。…まあ、かなり女に都合のいい男とも言えるけど、「乃木坂」のあいつとは違うよなあ〜。特にここ!というのは難しいのですが、キャラクターを分かりやすく作りこんでいて、非常に納得して観進める事ができます。基本的に「変わる」ところが見所だと思うのでアニメでも、その形が“観える”ところまでは持って行って欲しいと思うんですけど…どうなんでしょう?(それが劇的にあったら星4つのまま、無かったら3つ半に落ちるかも)もう既に周り皆、大河と竜児がくっついちゃえばいいと思っていると思うんですけどね〜。 <2008/12/08 10:38> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][To Heart] ルイ >> ★★★★:(全13話)99年制作の、第一作。原作に特別な思い入れがあるわけではないんですが、近所のレンタルショップにないのがなんとなく気になって、そのままなんとなくDVDを揃えてしまった。今では深く反省しているorz…でも、かなりの良作。その後隆盛を極める、恋愛ゲーム原作のアニメ化に先鞭をつけた作品なんですが、それゆえに「舐められてはいかん」という気合がそこかしこに滲み出ている作品です。でないと総作画監督システムで千羽さんを配置したり、美術監督に小林七郎さんを迎えたりしません。マルチエンディングのゲームを物語にどう落とし込むか、というアニメ化構成問題に関しても、99年時点で答えを見つけているのは見事の一語。当時から優れた作品だと思ってましたけど、今、時間を経て観てみると、さらに評価が高まる・・・そんな作品だと思います。恋愛ゲーム原作が増え続け、1クール作品が増え続けている。そんな現実の流れがあるからこそ、その初期にあって既に完成されている本作の価値は高まり続けるはず。1クール恋愛アニメを語る上では、確実に欠かせない数作のうち一作ですよね。個人的には2話「放課後の出来事」の「何も無さ」が大好きです。今度ちゃんと作品チェックしてみようかな…折角買っちゃったんだし…orz <2008/12/07 18:48> [返] [削] |
| ■[娯楽のハイエナ][声優チェック][ 今日の5の2 せっかくなので声優比較] ルイ >> これは単なる俺的評価、お遊びです(全部そうなんだけどw)。OVA版を観た事で色々見えてくるものがありましたが、その中には総とっかえされているキャスティングも含まれます。元々TV版「5の2」は、かなりキャスティング的にも優秀な作品だ、と思っていたのですが…同じキャラで声優全員違うという例があると、そのあ… <2008/12/06 02:24> [返] [削] |
| ■[娯楽のハイエナ][脚本チェック][ 今日の5の2 キャラクターの違いにみる構成脚本] ルイ >> この作品の脚本・構成ってどんな仕事をしてるんだろう?短い話である程に、どちらかというとコンテの貢献が大きいと思うんだけど…。そんな風に考えている時、別目的(エロ視点チェックね)で観たOVAによっていくつかの発見がありました。基本上の画像を用いて、書いておきましょう。(IMG:20081205163808.jpg) メc <2008/12/06 01:47> [返] [削] |