| ■[電視の部屋][Re:『true tears』1話地元民感想] LD >> こんにちは。 A-kiyamaさん「true tears」はまず背景の風光明媚さに目がいっちゃいますよねwあまりキャラがダイナミックに動く作品ではないので、なおの事背景の重要さは増すんですよね。キャラクターたちの「そこにいる感」と「繊細な心象」をそのまま表わしているような感があります。登場人物たちの… <2008/04/09 21:44> [返] [削] |
| ■[映画諸評][キサラギ] LD >> ☆☆☆☆:シチューエーション・コメディ…密室コメディと言うんですかね?自殺したアイドル如月ミキの一周忌に集まったコアなファン5人がパーティ会場に選んだ部屋で、彼女の自殺の真相に迫って行くというお話。何とな〜く「12人の優しい日本人」を思い出したりしたんですが…wとても面白かったです。ただ、欲を言えばオチが弱くなっている。ネタバレは避けたいですが、あそこで宍戸さんが出てくるところが暗にオチが弱かった事を認めてしまっているような印象さえ受けます。僕としてはもう一回場をひっくり返して欲しかったなあ(←かなり無理を言っている) <2008/04/09 21:27> [返] [削] |
| ■[映画諸評][恐怖の火星探検] LD >> ☆☆☆:白黒作品。「エイリアン」がこの作品をパクった……といわれている作品との事ですが…やあ、観てみるとホントに「エイリアン」と似ている。プロットもそうだけど、エアダクトをくぐったりとか、クリーチャーの全身がなかなか拝めない演出方法とか、オチとか。でも、そのため最大の違いであるギーガーのクリチャーの偉大さが完全に浮き彫りにされます。こっち何だかんだ言ってもこもこの着ぐるみですしねw 同時に演出方法については反転してこの「恐怖の火星探検」(原題「IT」でいいのかな?)確かさというか先進性が堪能できますね。実際、普通に面白かったです。 <2008/04/09 21:17> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][マクロスF] ルイ >> ☆☆☆☆:(第1話)マクロス世代よりは確実に1つ2つ後の世代なんですけど、再放送やレンタルで、シリーズは大体観ています。マクロとミクロを平行して描写していく感覚が、多分「セカイ系」が明確なイメージとしてを浸透する前から、90年代世代の気分と一部呼応してたと思うんですよね・・・だから、それほど分析などをしない子供の頃に、自然と観られた印象がある。 今回の「F」は、そのあたり構造からかなり直球に初代マクロスを意識しており、その上で沿うか外してくるかはわかりませんが、基本構造としての「マクロス」は捉まえておいた方が楽しめるように思います。「愛・おぼえていますか」でいいから未見の方はチェケナ!女顔の主人公アルト君は、名前でヒネていたZガンダム・カミーユの21世紀版とでも言った所か。彼に同僚が言う「万年2位のアルトくん!」という発言が結構面白くって・・これはあくまで彼らのパイロット養成部隊内部での話なんですけど、マクロスの基本が主題歌「トライアングラー」即ち三角関係にあるとするならば、恋愛における三角関係って、「2位(1位)を決める作業」でもあるんですよね。万年2位のアルトくんは、三角関係において「誰かを2位にする」決断を迫られるのか。あるいは恋愛では男1人女2人の構図である事から、1位確定良かったねーッ!という事なのかwはたまた、どちらからも2位宣言という、地獄の三行半を突きつけられるのか(ねえよw)いずれにせよ、三角関係、2位というあたりのキーワードはとどめておきたいなと思います。・・・主題歌の坂本真綾&菅野よう子は、坂本真綾のアルバム3枚目〜4枚目あたりの質感が久々に出ており、ディ・モールトよかったです! <2008/04/08 16:15> [返] [削] |
| ■[今週の一番][3月第4週:HUNTER×HUNTER No.274◆解答] LD >> <2008/04/04 02:07> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][君が主で執事が僕で] ルイ >> ☆☆☆:(全13話)結局久遠寺で一番偉そう&実際偉い森羅様が一番おこちゃまなんですよ・・・というと家を支えてきた役割を軽視しているので語弊あるんですが、作品表現としては森羅様の弱さを描いたということですね。妹夢との確執は、夢の(しかもとても幼い頃の)一言をずーっと重たく受け取っていた。その後の夢が森羅に接する姿勢には、そんなわだかまりは皆無だったのに(夢自身幼年期の発言を覚えていないことから、明らか)そこからは何も汲み取れなかった。森羅なりの言い分もありましょうが、僕はそう観ています。それは終盤の、レン解雇騒動も同じ事で。レンの「わかる気がする」に対して「わかるものか!」とブチぎれるわけですが、だーかーら、言葉なんてただでさえ曖昧な上「わかる」なんてそのトップクラスのワードでしょうが、と。誰もが同じ意味あいで使っていると思い込むのは、奢りかあるいは単純に偏狭です。お前の事、100%掴んだ!って言ってるなら激怒してもいいかもしれないけどねえ。気がする言うてるしねえ。世の中、そんなつもりで「わかる」って使う人なんて、そういるわけがない。・・では、そんな気持ちでわかるなんて言うな!というのもまた自分のフィールドに引き込みたい願望に過ぎなくて、結局の事言葉尻一つで反応せずに、相手の言葉の奥を、じっくりと覗くことこそが真の賢さではないかと、と自戒込みで・・・え?そんな重たいテーマの作品ではない?その通りですw 全体的にゲームのエピソードを凝縮したような形で、溜めはないものの飽きもこない、適度な密度だったのではないかと思います。不満点があるとすれば、森羅のレン解雇騒動は、解決に一話(ABパート使っての起承転結)使ったら結構いい話になったと思います。皆ありがとうったって解雇宣言して、夜妹2人がきて、あと森羅様で自己解決ですからね。時間的には朝令暮改もいいとこで、しかも「皆」も何も2人しか活動していないw 最後に原作厨発言ですが、デニーロの自爆エピソードなんて、最もTVの一話に落としやすいものだと思うのですが、それを入れないのはちょっと不思議でした。ていうか、たてかべさん使ってるのに勿体なくね?w まあ、あとは大体LDさんと同じで。画のユルさが変にハマった作品でしたね。最近作画も意識し始めてるんだけど、この作品はそれをほとんどせずに済んだwそうすると、画面そのものの情報量が物語軸中心に一本化&グッと少なくなるんですよ。物語オタと作画オタの両道を行くのはラクじゃない。その点、作画ほぼ皆無、物語薄味(キャラ立てのみで攻めるタイプ)・・・癒されるなあ、というのが正直な感想なのでした。 <2008/04/04 01:59> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][バンブーブレード] ルイ >> ☆☆☆☆:(全26話)終盤、作画が盛り返してこなかったなぁ〜?・・という残念ポイントはありつつも、面白かったです。物語としては「タマちゃんに出会う事で始まる」物語で、タマちゃんの成長を描き、最終的にはそれをもたらした剣道あるいは部活賛美とする(コジローはそれを眺めながら、感化される「かつて青春に居た人」ですね)。そういう構成なんですけど、やっぱりこの作品観てたら、キリノの事が好きで好きでたまらなくなります。彼女は剣道の才能も特別優れたものを有しているわけではないし、何か特別な問題解決能力を有しているわけでもない(23・24話で1度部活崩壊の危機に陥った時も、各々が自主的な形で復活に導いている点に注目)。・・・でも、キリノはいっつも、剣道部の中心にいるんですよね。才能も能力もない、ただ剣道と仲間への愛と優しさだけでもって。彼女自身の悩みやら何やらも描かれているのに。サヤがそんなキリノの事を一番わかっていて、あとの皆も、そこまでは掴んでいなくても、やっぱりキリノがこの部活の背骨だということは理解している。キリノは室江高校剣道部にとってのマザーシップといいますか・・いや、港みたいなものだったんでしょう。そんなキリノが最終回コジローに抱きつく様は、第1話の前=タマちゃんという光に出会う前の、キリノとコジローの日々、そしてキリノから観たコジローの大切さも物語っているようでした。キリノが向日葵だとすると、太陽はタマなんだけど・・・ある意味で、コジローでもあったのでしょうね。いや、最終的にはキリノしか観てねーやw <2008/04/02 17:31> [返] [削] |
| ■[娯楽のハイエナ][マブラブオルタネイティブ 夕呼先生の倫理観] GiGi >> <<Mixiにて2007年10月7日に書いた記事の転載です>> さて、マブラヴオルタナティブです。今日は夕呼先生の話。オルタナティブ4の総責任者として、人類を救うためならあらゆる手段を厭わない冷酷非情な人物と思われがちな彼女の、倫理観についてです。 夕呼先生と伊隅大尉の最後の会話が…とても熱い!改めて読み返しac <2008/04/02 12:29> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][デルトラクエスト] ルイ >> ☆☆☆:(全65話)いやぁ〜・・・最後の1クール、完璧な蛇足だったなあ(笑)。ここまで鮮やかに蛇足という言葉が当てはまる事もそうそうない、というくらいのアフターストーリーでした。でもまあ、キャラクターの魅力(それも深みのあるものではなく、それぞれの特徴を組み合わせで発揮しているだけ)だけでただ流す1クールと言うのも、ある意味贅沢だったかもしれません。個人的にはジャスミンとバルダさん、2人も萌えキャラがいたので満足。・・・特にバルダさん。ヒゲのおっさんを観るだけで胸がドキドキ。これにより、萌えとは異性への性的なものとは限らない、人間ならではの深く、不毛なw精神活動である事を再認識しました。 加えて、僕は「truetears(以降とるてあ)」の大ファンなんですけど、本作デルトラは、誰がみてもリーフはジャスミンのことがすきで、ジャスミンはリーフが好きなんですよね。そこが具体的に描かれる日は来なかったけれど、将来は見えているも同然で。・・・ジャスミンの声は、「とるてあ」のヒロインの1人、乃絵を演じておられた高垣さん。とるてあの乃絵は決して不幸ではないし、単に「敗れた」なんて浅はかな感覚で語るべきものではない。彼女は多くのものを得た。・・・けどねえw愛を得られなかったのもまた事実で。そんな高垣さんの精神を、ジャスミンのリーフとのデレた関係で、うまく救ってくれたのではないかと思います。この辺、ガンダム00のルイスさんはケロロの夏美姉ちゃんで救われてるわけで(どちらも妄想ですw)声優ってうまくできてるなあ、と思わずにはいられないのでした。 <2008/04/02 03:26> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][逆境無頼カイジ] ルイ >> ☆☆☆:(最終話) 原作ファンが最も怒らないアニメ化って、多分こういうものなんだろうな、と思いながら堪能させてもらいました。原作の間を全く崩さない、かといって「アニメ化する意味ないじゃん」とは言わせないように、立木さんのナレーションやざわざわSE、時たま入る心理描写エフェクト(ぐにゃりと歪む系統が素晴らしい)。良質でした。続編も決定してるそうで・・・納得ですね。 やっぱり「アカギ」から続く、萩原さんの演技が素晴らしかった。アカギよりある意味で難しい揺らぎのあるキャラだと思うのですが、正直プロ顔負けなレベルで演じておられたと思います。・・・あとねえ!利根川ねえ!!w中盤利根川とのEカード対決が続くんだけど、そのあたりずっと、本編の中では利根川に酷い事言われ続けて、でもEDが始まると利根川声(白竜)で「諦めるんじゃ〜ないぜ〜♪」とか歌われちゃうわけですよ。何このハイブリッドツンデレw・・いや、ツンデレとは言わないけどw色々楽しませてもらいました。 <2008/04/02 02:35> [返] [削] |