| ■[アニメ諸評][狼と香辛料] ルイ >> ☆☆☆:(3話まで)キャラクターデザインが同じという事もあり、「怪物王女」同様のBなにおいが溢れかえっています。が、「動きがみたかった」あちらと違いこちらの場合「ヒロイン・ホロが可愛ければ良い」というシンプルな目的が感じられる為、海外作画でも顔アップで特に動かないなら案外質もキープできる現在にあっては、予算にあったいい原作をもってきたな、という印象。ここまではまったりと中世ヨーロッパ市場原理あたりをなぞっています。2話3話を観てグレシャムの法則=「悪貨は良貨を駆逐する」を思い出した人は相当数にのぼるのではないでしょうか。・・で、それはそれとして。この作品は声優視点から楽しむのが一番ではないかと思います。必須ワードは「ルルーシュさん何してはるんですか」でどうでしょう(笑)。昨年秋「レンタルマギカ」の主人公も、眼帯を外し覚醒した時は、ランスロット捕縛時のゼロと同質のオーラを出していました。が、今回の主人公、ロレンス(福山潤)は、もっと精神そのものがルルーシュに近似ですねw相方ホロが永い時を生きてきた人外のものであるため、尚の事ロレンスの立場は「CCにおちょくられるルルーシュ」を想起させます。・・・で、そのホロの声が小清水さんだと。これはもう「CCの立場が羨ましくて仕方なかったカレン小清水が、転生してCCの立場を嬉々として演じているんだよー!」という妄想読みをするしかない気がします(そうか?)。こう考えると、1話でロレンスが切り捨てた(再登場あるかな?)村娘の声が、ナナリー名塚だった事にも違う意味を感じ取れるハズ。そう、この作品はコードギアスのファンが「ルルは相変わらずルルですね」「カレンよかったね」の視点で楽しむものなんですよ!! ってすいませんwいや、ずっとこうやって商売アニメで淡々とホロ萌えロレンス萌え(?)を描いていくのなら、そこそこ面白い作品になるのではないかと思います。原作をそのまんま使っているセリフが多いんでしょうけど、セリフも結構研がれてますね。 <2008/01/24 18:16> [返] [削] |
| ■[今週の一番][1月第2週:スクールランブル #257 THE ACCUSED] LD >> <2008/01/24 06:42> [返] [削] |
| ■[ゲーム諸評][風来のシレン外伝 アスカ見参!(DC版)] ルイ >> ☆:PC版がプレミア価格になっていて気になった事から、押入れからひさしぶりに取り出してプレイしていたのですが、以前は見えなかった作品のコアみたいなものが見えて、ちょっと面白い体験でした。やっぱりアイテム持込ダンジョンでは不思議のダンジョンの真髄は味わえませんね。その「真髄」を味わうには計10個ものダンジョンをクリアしないとダメですよ、という、親切なんだか不親切なんだかよくわからない設計ながら、ボリュームは凄まじいものでした。・・・・・・・・・でも。オートセーブのないハードで不思議のダンジョンはね!限度がありますね!停電で72階、強制終了。・・・ほ、ほぐあああああああああああああああ(言葉にならないらしい)。・・・。・・・・。はぁ(笑)。何度もセーブした所からやり直す人対策として、セーブできる場所をカッチリ定めるのは間違いではないと思うものの(ファイアーエムブレムなんかもそうですね。でも、面の開始時には戻れるんだけど)、当方過失は完璧に0なのでwモヤモヤは残ります。つまりこれ、オートセーブと不思議のダンジョンとの相性の良さ・・というより、互いにとって互いが不可欠(オートセーブシステムを最大限に活かすゲームでしょう)という事なんでしょうね。最高のプレイが死ぬでもなく「なかったこと」にされて(番付にも残らないしさorz)僕冗談抜きで泣きそうですがw最初に書いた通り、前より不思議が見えた気はするので、それで相殺かなとも思います。・・でも、また潜る気力は・・wくそう、どうせなら普通にダンジョンに敗れたかったw電力に負けるとかw・・・まあ気を取り直してw不思議シリーズはこの作品で極まった感があり、あんまり先が気になってはいなかったというのが正直な所。でも小手先のルール変更に頼らない「がっつり不思議のダンジョン」はやはりいつまでも魅力的。ハード相性から考えても、DSあたりで更なる進化を望みます。 え、☆?作品はイツツボシですよ?ただね、72階切断の今の気分は☆1つだなあと(笑)。 <2008/01/23 17:21> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][魔人探偵脳噛ネウロ] ルイ >> ☆☆:アニメ版は原作のエピソードを使いながらも、独自の構成を組んでるんですけど・・・原作のよいところを敢えて潰したり、その取捨選択のセンスがちょっとよくわかりません。吾代をクローズアップして「でこぼこスリーマンセルの探偵事務所モノ」としたがるのは理解できなくもないんですけどね。導入や〆が簡単になるし。あと、弥子の家族を殺した犯人を謎のままにするというのも、まあ・・・いや、これは好きではないです。「犯人を知りたい」。これによりネウロと弥子には問答無用で利害の一致が生まれるんですけど、自分にとっての大事件を「食事」としてサックリ処理(解決)してみせたネウロに、巻き込まれながらも『興味』を抱く原作弥子の強さ・深みみたいなものが、出なくなると思います。で。最近もその「不思議な取捨選択」は続いていまして。今回いよいよ原作のヤマである「電人HAL」が登場しました。・・・Bパートだけでね(笑)。 基本的に僕は『速度』の感覚に共感をする人間です。だから「人たん、燃え〜」の人がAパートだけで事件解決した時(「絶対可憐チルドレン」で皆本声と目されている中村さんのハジケた演技、良かったです)は「お?これ以上のBを組む自信が?意欲的じゃない」などと思ったのは確か。でも、まさかそのBが「HALの顔見世からネウロへの宣戦布告まで全部済ませちゃう」ものだとは思わなかった。・・・いや、速度的には大したもんだけど、ここは溜めようよ(笑)。原作の最大の見せ場の1つという感覚はないのでしょうか。しかも最も不思議な事は、アニメ版は「デヴィット・ライス」の回とこの回の間、一回しか挟んでないんですよ。・・・という事は、原作をなぞるだけで、原作よりも鮮度高めに「ライス事件の時旅館に来ている春川教授と、その会話」を綺麗に仕掛けておけるハズなんですよね。→その回、春川教授登場せず。今回春川の死亡現場で初のご対面(死体と)。そのまんまHALとネウロ、電子空間で会話。・・・・・・・・・・( ; ゚Д゚)? HALへの繋げ方が、敢えて原作の良さを潰したような形になってるんですが・・・これはどういう意図から来ているんだろう?特に先述の「旅先に春川教授がいない」理由が、今回を観ると全く理解できない。ライス回は「HALにすぐ踏み込まないなら、原作と別の組み方で最後のヤマに繋げる為にも、旅館にいないのもアリかもしれないね(ライスに視点集中するし)」・・という許容も可能だったのですが、その2回後に普通に電人HALに登場されちゃうと、敢えて効果を下げた?という、本格的に意味不明な選択になってきます。是は一体、どういう事なんだろう・・・?orz <2008/01/23 02:15> [返] [削] |
| ■[今週の一番][1月第1週:スクールランブル #256 MOONSTRUCK] LD >> <2008/01/17 05:10> [返] [削] |
| ■[電視の部屋][声優チェック][バンブーブレード 第13話 先生たちと生徒たち ] LD >> <2008/01/15 03:51> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][デルトラクエスト] ルイ >> ☆☆☆☆:(54話・ジャスミン森へ帰る)「俺のお陰でもある」・・バルダさんの名言が帰ってキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!監督でもある本郷さん脚本、デルトラを流石につかんでいてGOODです!!・・・実は、今一番楽しく観ているのはデルトラかもしれません。他の作品と違い「構える」必要がないっていうんですかね。気持ちよく観られるんですよね。そして今回も素晴らしかった。ジャスミンと出会った迷いの森に帰る事で、ジャスミンがこの旅で得た新たな場所=『リーフとバルダさんの横』を再確認し、同時にかつて森で一緒に過ごしていた親=ジョーカーとの不器用ながらもほほえましい交流も描く。やりたい事をやりたい場所でキッチリ1話に収めきっていて、まさに「4クール終わった後」らしい、美味しい1話でした。RPGでいうと、ラスボス倒した後の諸国漫遊パートですからね、今。・・・でも、かつて倒せなかった巨獣ウェンバーはやっぱり今も正面切っては倒せないわけで(笑)。俺たちは影の大王を倒したんだ!あの時とは違う!つっても、別に装備は何も変わってないし、特段力量が上がっているわけでもない→罠を仕掛けて、失敗して、今度はジョーカーの力も借りて必死に目潰しして、谷に落としてようやくなんとかなる、と。この「レベルヒトケタ感」がたまんないですね、デルトラ!!今、積みあがりきったキャラが楽しく行脚している状態なので、これまでスルーしていた人もちょっくらデルトラを観てみるといいのではないかと思います。バルダさんとジャスミン、2人も萌えキャラいるしね! まあとにかく今回は、ジャスミンがいつジョーカーを「お父さん」と言うか、と。その一点に脚本がちゃんと「上り詰めていっている」のが、ベタながら心地良かったです。親子の不器用な交流は、いつだってベタなものです。 <2008/01/14 05:33> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][ゲゲゲの鬼太郎] ルイ >> ☆☆☆☆:(ぬらりひょん最後の日)ぬらりひょんが今期初?の勝利をする回。ぬらりひょんの「悪運を信じて、ただひたすらに待つ」姿勢が敵ながら格好良かった。かといっても彼は「運に任せて何もしない」のではなく、その間食事を採らず、岩石を食って中の鉱物を集めてるんですよね。悪運を待ちつつ、その悪運が訪れたとき、それをキャッチできるだけの準備もする。悪者かくあるべし!という、ぬらりひょん素敵回でした。鉱物を集めるという目的抜きでも、敢えて食事をとらないぬらりひょんには臥薪嘗胆なオーラが漲っていてカッコ良かったけどね!また、捕えられていたぬらりひょん一味が脱出するまでの流れが、かなり「必然的」なんですよね。かまいたちが一旦木綿を切り刻んだから、2人乗りできなくて猫娘を降ろした(同時に空輸中の牢獄のヒモを切ったから、天狗たちは下で支えざるをえなくなった)→降りたから、猫娘はネズミ男に詰め寄れた→ネズミ男は詰め寄られたから、少女マンガを投げ捨てた→投げ捨てられたから妖怪かまいたちはソレをキャッチして、中身が偽者であると確認できた→偽者だから怒ったかまいたちは、ネズミ男とネコ娘を切り刻もうとした→黒鴉がネコ娘を助ける為、牢獄から離れた→他の天狗だけでは支えきれなくなり、牢獄は落下した・・・・で、傷ついた黒鴉、かまいたちと決闘する鬼太郎の隙をつき、ぬらりひょんの硬化した爪が脱獄を可能にした、と。綺麗な線ですよね(ラストの雪崩にも、妖怪バトルの結果〜という線を引いても良かったと思うけど)。ネズミ男の役回りは「ネズミ男的にいかにもありえる」流れでしたし、ある意味ご都合っぽい「黒鴉がネコ娘にちょっと惹かれている」という仕込みも、以前のVS西洋妖怪戦でネコ娘が黒鴉に護符を分け与えたあたりで、仕込めてるんですよね。それに実際他シリーズよりネコ娘可愛いから(笑)黒鴉が「可憐な方だ・・」と言っても「ええええ!?」とあまり思わない、とw積み上げたキャラとしっかりした構成がある、良回だったと思います。 また、今回原画は2人。ちょくちょく1人原画をこなす出口としおさんに、オプションとして西田達三さんが加わった形ですね。終盤のVSかまいたち戦、明らかに西田達三アクションで(勢い重視、線の崩し方が特徴的ですよね)物凄くわかりやすくてよかったです。パート判別苦労しないから、2人原画っていいなぁ・・w <2008/01/13 19:28> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][破天荒遊戯] ルイ >> ☆☆☆:(第1話)うひょお・・・トバしてましたね(笑)。昨今注目の「情報圧縮」的な見地で楽しむものか?とも考えたのですが、正直言うと、それ(情報圧縮技術)を感じる前にヒヤッとしましたってのがあってw依頼をこなす定型?に1話でもっていく、というか解決する所まで行こうと考えたゴールありきの作劇だとは思いますが、ヒヤヒヤものの速度を持ったショートカット第1話でした。今後の話次第で、この第1話をどう評価するか決まってくるかと思います・・・何故1話をこうしたか、という答えが見えてくるまで、ちょっと寝かしておきたいというのが本音ですねw あ、櫻井声の仲間との出会いエピソードは、アバンに上手い事持ってった方が、OPとCMの時間を消化と準備に使って、コレほどはムリのない流れになったと思います。それも狙ったのかな?ど、どういう狙いだろう!?w(やっぱり保留) <2008/01/10 04:24> [返] [削] |
| ■[アニメ諸評][バンブーブレード] ルイ >> ☆☆☆☆:(さとりんの決意ともきゅもきゅ)一応「5人が揃った回」ではあるんですが、特別他の回と比べて「大きな(劇的な)」回ではないんですけどね。でも、個人的にはこれまでで一番競うくらい面白い&いい回だったかも?と思ったりしています。Aパートにおけるサヤ&キリノコンビがいるシーン全般、ミヤミヤとさとりんの絡みから、非常にテンポがいいんですよね。「じゃあ入れよ!(ミヤミヤ)」がカットインしてくるタイミングとかバツグンで。画も良くて、ちょくちょく入る『蛇に睨まれた蛙』が素敵でした。で、最終的にミヤミヤのアタックに折れてっていうか寧ろ洗脳されて、さとりんは「剣道部に入れて〜」って言うのですが、そのシーンの原画=蛇が胃の中に蛙を入れている画。ちょw入れる違いww ・・入部届けでAパート終了なんですが、「あ、まだCM前だったか」と感じた人は僕だけじゃなく、結構いると思います。情報量を増やして「詰める」タイプとは違う圧縮法な気はしますが、(あ、ちょっと金月脚本に近いかな?)2倍濃縮感があるいい脚本だったと思います。リズムが良かったということは、決め手は寺岡巌さんのコンテかなぁ。 <2008/01/10 04:13> [返] [削] |